- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091940018
作品紹介・あらすじ
●ある人をひそかに好きになる。だれにも幼いころのなつかしい思い出があるはず。のび太としずちゃんの将来は……!? 『ドラえもん』に登場した純愛あふれる21編を収録。▼第1話/赤いくつの女の子▼第2話/のび太のおよめさん▼第3話/あいあいパラソル▼第4話/ガールフレンドカタログ▼第5話/カップルテストバッジ▼第6話/雪山のロマンス▼第7話/精霊よびだしうでわ▼第8話/虹谷ユメ子さん▼第9話/のび太の結婚前夜▼第10話/むすびの糸▼第11話/しずちゃんさようなら▼第12話/しずちゃんとスイートホーム▼第13話/たまごの中のしずちゃん▼第14話/友だちの輪▼第15話/しずちゃんをとりもどせ▼第16話/プロポーズ作戦▼第17話/のび太が消えちゃう?▼第18話/好きでたまらニャい▼第19話/すてきなミイちゃん▼第20話/恋するドラえもん▼第21話/あの窓にさようなら▼解説/吉本ばなな
感想・レビュー・書評
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しずかちゃんへの思いを漫画にしたかのような恋愛物語です。しずかちゃんのために諦めたり、悔しんだり、嬉しがったりのび太の気持ちが詰まっています。
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「のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね」(しずかちゃんパパ)
ちょこちょこ浮気するのび太。
“のび太の結婚前夜”のしずかちゃんパパの台詞は名言。
3本の恋するドラえもんの話も面白かった。 -
「しずちゃんさようなら」はしずちゃん好きになる。
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「のび太の結婚前夜」
しずちゃんのお父さん曰く、人間にとって一番大切なのは人の幸せを願い、人の不幸を悲しむこと。
いつもの少年時代が背景の漫画を思い出すと余計に泣けてくる。 -
「結婚前夜」収録
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もしも、未来が見えたとしたら。
未来は変わるかもしれないとドラえもんは言う。そしたら、今の自分もこれからの自分も同じであると言えるのだろうか。
その未来を実現させるために、あれこれ考えをめぐらし、とまどい、ドラえもんに頼ったりしながら関係を結んでいくのび太のひたむきさは、やっぱりのび太らしいの一言に尽きる。
恋愛は何ものび太やのび助に限った話ではなく、ドラえもんだって好きになるのだ。どんな道具をもってしても、猫の気持ちもひきつけられないところや、ドラえもんの不器用さはきっと書いていてものすごく楽しかったに違いない。 -
第4回和束ビブリオバトルin茶源郷まつり テーマ「源」で紹介した本です。
https://www.facebook.com/events/877914378893457/permalink/889935017691393/ -
間違いない。
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しずかちゃんの父親はすばらしい。
“人の幸せを願い、人の不幸を悲しむ”それが人間にとって大事。
雪の精や窓のエピソードはシンプルだが、切ない。