ドラえもん / 4[未来・宇宙編] (小学館コロコロ文庫 ふ 1-4)
- 小学館 (1994年12月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091940049
作品紹介・あらすじ
●タイムマシンやロケットなど、ドラえもんの秘密道具を使って、はるかな未来や遠い宇宙を舞台に大冒険したり、大奮闘したりするのび太。そんな未知の世界へのあこがれや夢いっぱいの冒険に満ちた楽しい物語17編を収録。▼第1話/世界沈没▼第2話/未来世界の怪人▼第3話/ツチノコ見つけた!▼第4話/百年後のフロク▼第5話/ロケットそうじゅうくんれん機▼第6話/ハロー宇宙人▼第7話/あべこべ惑星▼第8話/未知とのそうぐう機▼第9話/天井うらの宇宙戦争▼第10話/天の川鉄道の夜▼第11話/宇宙探検すごろく▼第12話/行け! ノビタマン▼第13話/ユニコーンにのった▼第14話/宇宙探検ごっこ▼第15話/地底のドライ・ライト▼第16話/めいわくガリバー▼第17話/メルヘンランド入場券▼解説/矢野徹
感想・レビュー・書評
-
未来にはこんなものが出ているのかな?
宇宙に軽々行けるようになるかな? など
ファンタジーの世界に溢れている本です!
のび太が、ツチノコを飼いたい!などの要望を、ドラえもんが叶えていく本です。
特に印象が残ったのは、ツチノコ見つけた!です。22世紀では、ツチノコブームが流行っているのはえぇっ?と笑いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もしもボックスで宇宙が出来る前のが見れてすごいと思った。
2023/03/10 5歳 -
ドラえもんとのび太がどんどん成長していくのが良かった。また読みたい!( ^ω^ )
-
どの話も夢のようなお話ばかり。
“メルヘンランド入場券”は特にワクワクする。 -
今度は地球を飛び出して別の世界に飛び出した。これらの作品の多くがその後の長編作品に多大なアイディアを提供している。
人間にとって地球ではない世界はいまだ遠くにあって、ドラえもんなしには辿りつけないから、可能性の翼がどこまでも広がっていく。
誰もが一度は想像した、遠い空想の世界。普通はそういうものを忘れて、忘れようとして生きていく。そういう空想を抱えてだけではひとはいきてゆかれない。子どもに戻りたいとは決して思わないが、あの頃抱えていたカンのようなもの、深く揺れ動き委ねていたあの心、そういうものが時に今生きる現実に対して有効なものを与える時だってあるのではないか。
ドラえもんはすぐそばにいて、のび太のそういう感覚を笑い飛ばしながら、結局付き合ってくれる。だからこそ、登場人物たちはのびのびとその個性を発揮し続けることができる。これほど、キャラが固定しているにもかかわらず、飽きないのは、ドラえもんの道具のもつ力でもあるが、登場人物たちがそうした中で変化しつつも、やっぱりどこかで変化しないところをもって生活している所にあるんだと思う。
解説者はそこのところを見落としている。ドラえもんは決してペットではない。かといってのび太の友人であるかと言えばそうではない。そういう特別な存在なのだ。 -
説明不要な国民的名作のSF選。
100年後にこんな未来になってほしいものだ。 -
スケールの大きさと小ささが同居しているところが、とてもコメディとして成立していて面白い。
ドラえもんの作品はどれもこれも狭い部屋の中から広い宇宙への夢で満ちている。 -
スターウォーズとガリバーのパロディはなかなか面白かった。
-
僕が初めて買った漫画はてんとう虫コミックスの『ドラえもん』18巻と31巻と34巻でした。以後、漫画、アニメ、映画からいかに影響を受けまた学んだものか…。勇気や友情をはじめ、人生に大切なものはほとんどすべて『ドラえもん』から学んだと言って過言ではありません。
しずかちゃんのお父さんが語る「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人間〜」は、確かに僕の理想の人間像を形成しています。全45巻(そしてプラス)に永遠の名作とそのもとが溢れていますね。