藤子・F・不二雄少年SF短編集 (1) (小学館コロコロ文庫)

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  • 小学館 (1996年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091940353

藤子・F・不二雄少年SF短編集 (1) (小学館コロコロ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 日本一のストーリーテラー藤子・F・不二雄先生の珠玉の短篇集。人生の勝利者をめざし、わき目もふらず勉強する少年、学は父の工場がつぶれ、高校進学を断念しなければならなくなる。そんなとき、人生に成功した大金持ちの老人と知りあう。自分の未来の不幸をなげき、老人をうらやましがる学に、老人は自分の全財産と学の未来を取りかえてもいいともちかけた。それを老人のじょうだんだと思った学は軽い気持ちで契約書にサインしてしまうが、本当に体を入れかえられてしまう! そして、老人の余命は半年だった!! はたして、学の未来はどうなるのか!? (『未来ドロボウ』より)ほか七話収録。(Amazon紹介より)

  • 実に40年ほども前の作品集なんですねぇ。おもしろいです。でもちょっとだけこわい。

  • 時間・現実・自己という概念は当たり前だけど、それだからこそ不思議なものである。そういう不思議を少しずつ集めていった短編集。
    はたして描かれている人間は、漫画中の人間が書いた作品なのかどうか。自分というものは、体が入れ替わっても記憶が連続していれば自分と呼ぶ事が出来るのか。もしかしたら、今生きているこの世界自体が、誰かがつくったジオラマの世界の中なのかもしれない。そういう不思議がいっぱいつまっている。
    そんな不思議と同時に、それぞれのキャラクターが思い思いに息づいているのもまた魅力である。そういうキャラクターだからこそ、不思議にのまれることなく、結末は温かくなっている。
    おおがかりな設定を持ち出さなくても、不思議というものはどこにでも転がっている。

  • やはり少年向けのせいか、えぐみが薄い。
    「恋人製造法」「宇宙船製造法」が面白かった。

    ▼ひとりぼっちの宇宙戦争
     「火事場のバカ力」が伏線として早々提示され、最後のオチで回収される。分かりやすい構造。
    ▼コマーさる
     駄じゃれから考えられたと思われるワンアイデアもの。こんな猿がいたら広告業界が崩壊する。 
    ▼なくな!ゆうれい
     オバQとはだいぶ趣が違う。子供用の話。悪役が珍しく複数。
    ▼未来ドロボウ
     親子とか異性間とかに続いて、年齢の差を越えて身体を入れ替える話。死を目前に冷静なじいちゃんが格好いい。
    ▼四畳半SL旅行
     マニアを極めると別次元の扉が開く。
    ▼恋人製造法
     年頃の男の夢を叶えた話。それでも現実は重くのしかかる。
    ▼ニューイヤー星調査行
     要はやらせでしょ。
    ▼宇宙船製造法
     未知の土地で集団でサバイブする人間模様がリアルで巧い。

  • 悲観的に見せて、けっこう希望はある。

  • 子どもが科学に関心をもつ糸口としてとてもよい作品だと思います。

  • “少年”というからには軽めのストーリーかと思っていたが、青年誌に掲載されていてもおかしくない内容。
    「ふたりぼっち」のエピソードは、少しずれた世界の自分を客観的に見るというものだが、自分を外から見るのはとても怖いことだと思った。

  • 藤子・F・不二雄の真骨頂はSF短編だと思うわけですよ。

  • ステキ!!

  • 少年向け、でも侮るなかれ。面白くて、はっとさせられるSF短編集。

    こういう漫画が少年サンデーなどに載っていた時代が羨ましいなあ。

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