- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091961068
作品紹介・あらすじ
佐々木倫子×綾辻行人、最驚の鉄道ミステリ
祖父――まだ見ぬ唯一の肉親に会いに行くため、夜行列車〈幻夜〉号に乗り込んだ空海(そらみ)・17歳。だが、乗り合わせていた乗客たちはあまりに奇妙、しかも初めての北海道、雪、列車と、沖縄育ちの空海を眩暈がするほどの混乱が襲い……そんな中、事件は起こる!!
佐々木倫子(『動物のお医者さん』『おたんこナース』『Heaven?』)、綾辻行人(『十角館の殺人』『霧越邸殺人事件』『Another』)。漫画界×ミステリ界の2大ストーリーテラーが贈る至極の鉄道ミステリ、開幕!
★文庫版特典
〈制作裏話対談〉綾辻行人(原作者)×江上英樹(鉄道監修)
【編集担当からのおすすめ情報】
漫画家・佐々木倫子、ミステリ作家・綾辻行人。2大ストーリーテラーががっちりタッグを組んで贈る大ヒット本格鉄道ミステリ漫画。ついに待望の文庫化です! 原作は、綾辻氏が、佐々木氏のために描き下した完全オリジナル。読者は、佐々木氏の描くクセのあるキャラクターたちに踊らされながら(!?)、いつのまにか本格ミステリの世界に――。
文庫版巻末特典として、原作者・綾辻行人氏と、本作の鉄道監修をつとめた江上英樹氏による、制作裏話対談を収録!
感想・レビュー・書評
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綾辻行人先生原作ということで、てっきりお館ミステリだと思って読み始めたら、なんと鉄道ミステリ! 鉄道も好きなので、楽しい! 鉄道を避けて育てられたヒロイン空海と、筋金入りの「テツ」たちのコントラストは、さすが佐々木倫子さん! 暗雲立ちこめる展開なのに、笑うポイント多すぎ!
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佐々木さんのラフさとミステリの雰囲気がいい感じにマッチしてる。綾辻さんは読んだことがないので(厚いしトライしにくかった、、、!)よくわからんのですが小説もこういう雰囲気なんですかね??
ノリが好きでした。
一方でわたくし、徹底的にミステリーと相性が悪いらしく、途中から「殺人はよせえよ〜(ヒドイ)」って焦れったく思ってしまいました。下巻読むつもりですけれども向き不向きってあるもんだなぁ -
綾辻行人と佐々木倫子がタッグを組んだミステリー漫画。凄惨な場面も佐々木倫子のユーモアでうまく融合できてて面白い。
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2017.5.4
綾辻ワールドを漫画で⁉︎
いやいや無理だろ!
と思った自分を殴ってやりたい
間違いなく綾辻行人の世界!!!
素晴らしい!
佐々木倫子(漫画)をも叙述にしてしまった -
殺人が起こった割に、周りの人たちに恐怖感がなくおもしろい