じんべえ (小学館文庫 あ 1-1)

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著者 : あだち充
  • 小学館 (2007年9月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091961112

じんべえ (小学館文庫 あ 1-1)の感想・レビュー・書評

  • 「うさぎドロップ」を読んでいたら、ふと思い出して読み返してみました。
    こちらも”家族”から始まった、ひとつの物語です。

    どちらも女性の”想い”が強いのも同じですね。
    微妙な距離感の扱いは、やはり上手いなぁ、、と思ってしまいました。

  • 「じんべえ」はよく、同作者の代表作「みゆき」を大人向けに改変した作品と言われています。確かに義理の家族同士の恋愛、シリアスというよりはコメディタッチの作風、母親の不在と、共通する点は幾つもあります。しかしながら「みゆき」の真人と異なり、この作品の主人公・高梨陣平は決して美久を恋愛対象として見ようと意識している素振りを見せませんし、またそういった自覚をしていない可能性すら感じられるのがこの作品を名作の域に押し上げている感があります。ともすれば生々しく、気持ち悪くすらなってしまうこともある義理の親娘の恋愛というテーマが、あくまで父としての役割を果たそうとしている陣平と陣平を恋愛対象として見詰めている美久の二人を通して心温まる物語にまとめられています。また、陣平と美久が結ばれることを仄めかしながらも直接的な描写やセリフは登場しない最終話も、この作者らしい表現に満ちている実に素晴らしいものです。
    敢えて先述した「みゆき」と比較するなら、「みゆき」は義理の兄妹の恋愛を瑞々しく且つ大胆に描いた作品なのに対して、「じんべえ」はより控えめで穏やかな義理の親娘の関係を描いた作品です。直接的な表現が避けられている分「みゆき」の方が分かりやすく大衆受けする作品だとは思いますが、行間や表情をしっかり読ませるこの作品は「漫画なんて下らない」と一蹴する大人にこそ是非読んでもらいたい作品です。

  • ふと表紙が目にとまり、「あだち充」と「水族館」ということで購入。
    血縁関係のない親子の話。

    ドラマ化された時ですら、なんとなく食指が動かず通り過ぎてしまった作品。
    少し複雑な親子関係だけれど、シンプルな女の子の気持ちがこの物語をしっかり支えてくれていると思う。
    ラストシーンが好きな作品の一つ。

  • 田村正和さんが好きで見ていたドラマの『じんべえ』

    雑誌『ダ・ヴィンチ 12月号』のあだち充特集で『じんべえ』には原作があったのを始めて知り、ネット注文で購入した!

    こんな親子、素敵だなと思います。

  • 主人公のジンベエと、亡くなった妻と、その前の夫との娘とのお話。

    亡くなった妻と前の夫との娘でしかも高校生!っていうのがすごく微妙な年頃。どうしてもお互いを意識してしまうだろうけれども、この二人の場合は、男と女とか、なんとも生々しいような意識のしかたじゃなくて、美久とジンベエ、といった一個人としての意識、というか絆みたいな。
    お話も一つ一つがとても爽やかで、冒頭に出てくる水族館のような水色がとても似合うお話でした。間が凄く好きだなあ。

    ジンベエザメは海遊館で一度みたきりだけど、ゆったりと泳ぐ、とても包容力のあるサメ。
    主人公であるジンベエにすごくぴったりです。

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