SUBARU昴 (3) (小学館文庫 そB 21)

著者 : 曽田正人

• 小学館 (2013年3月15日発売)

作品紹介・あらすじ

バレエ漫画の金字塔『昴』愛蔵文庫版第3集

新人ダンサーの登竜門として最も有名な「ローザンヌ国際バレエコンクール」。その決選当日、すばるは40度の高熱を出しながらも、舞台に立つことを選んだ。あまりの高熱にふらつき、宙に浮いているような感覚。だが、この逆境こそが、重力から解き放たれたかのような、人間離れした動きをすばるにもたらし、彼女はついに最優秀賞を受賞する。しかし、ロイヤル・バレエ・スクールの奨学生に推薦たにも関わらず、すばるはその誘いを蹴り、コンクールで出会ったザックという人物のもとで学ぶため、ニューヨークへ渡る決意を固める…!!

【編集担当からのおすすめ情報】
周辺の人々の「教え」によってすばるが成長する第一部、選び取った道として、すばるが自ら踊ることに打ち込む第二部の、大きな転換が描かれた第3集です。自分は何がしたいのか、自分がいるべき場所はどこなのか…そんな疑問をふっと抱いた時に読んでいただきたい、勇気の湧いてくる一冊です。

感想・レビュー・書評

[すこんぶさんの感想 · 2013年4月16日]

ローザンヌのシーンがまた見たくて買いなおし。

[kagurinさんの感想 · 2013年3月17日]

どんなの元気をなくしててもこの本を読むと元気になる。
それがこの３巻。
今までは単行本の４巻と５巻でしたが、文庫版の一冊で済む！
ステキだ！

昨日も偏頭痛だったのに読んだら元気は出る！
でも、
偏頭痛を治すことはない。
残念だ！

「生まれてから、最高の状態（コンディション）かもしれない・・・」
って、
言ってみたい！

重力の魔女に出会い、
重力ピエロを知り、
重力フールになりたい。

著者プロフィール

　1968年6月18日生、東京都出身。『ドカベン』『サーキットの狼』に影響を受けて、小学校2年よりまんがを描き始める。
　大学中退後、漫画アシスタントを経験後、1990年週刊少年マガジン増刊「マガジンSPECIAL」にて『GET ROCK！』でデビュー。以後、秋田書店、小学館、講談社で人気漫画を連載し続ける。
　代表作は、熱い自転車ロードレースストーリー『シャカキ！』、若き消防士たちの奮闘を描いた『め組の大吾』、バレエに魂をささげた少女の物語『昴』とその続編『MOONー昴 solitude standing』、F1を目指す少年と仲間たちの成長を描く『capeta』。1997年に『め組の大吾』で第42回小学館漫画賞を受賞。2005年に『capeta』で第29回講談社漫画賞を受賞。2012年1月現在、「月刊少年マガジン」で『capeta』連載中！

「2012年 『capeta（28）特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」