- Amazon.co.jp ・本 (92ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091997210
作品紹介・あらすじ
「ZERO」「花男」「鉄コン筋クリート」と絶えず漫画表現を切れ味鋭く切り開いてきた松本大洋。その活躍は青年コミック誌シーンのみならず、演劇、音楽、ファッションなどの方面からも注目を集めている。そんな作者の、単行本未収録短編を中心に、新作イラスト、描きおろし短編などで構成した、オールカラーコミックが本書である。 本書は連載作品の単行本化が通常であったコミックスを、音楽のアルバムのように、アーティストの世界表現の場ととらえ直し、今後の漫画家の表現の場に新しい可能性を示すものと自負している。単なるイラスト集ではなく、現在、最も進化した形のコミックスとして見ていただきたい。 と言っても実験的、難解な作品が並んでいる訳ではなく、松本大洋短編に共通したメルヘン的な味わいは絵本としても十分、楽しめる。また、自作品のキャラクターを新しく解釈したイラストなどは、マニア必見のものと言えよう。 発表日の10月25日は、作者の誕生日。ここまでの、松本大洋の仕事の100%を、そして近く発表される長編新作への予兆をも、この本の中から感じとって、松本大洋の独特な魅力のとりこに、あなたもなってしまおう!
感想・レビュー・書評
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ふと絵を始めてみようかなと思い立ち
YouTubeでレッスン動画を漁っていると「こうなりたい」という絵を明確に設定して練習するというやり方があることを知りました。
そこで「自分はどんな絵が好きなんだっけ?」と考えて、久々に思い出しました。
自分はかつて松本大洋さんが好きで好きでどうしようもなかった少年だったのでした。
中古しか無かったのですけど、『100』『101』の2冊をたまらずポチり届いた画集のページを開いて驚きました。
ノスタルジー込み込みで世界観にグイッと引き込まれ、かっけぇ…と深いため息をつくと共に、うまいな…って思いました。
こんなすごい絵を目標にするのはやや無謀かなと思いましたが、とにかく好きだなーと思いなめるように設定や線や構図や色を眺めてはしあわせな気持ちになりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本というより世界。
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短編と画集。
なんかわりとオールカラーなんだけど全然好きじゃねぇ -
2010/10/11購入
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圧倒
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クロシロなどの色々な作品のキャラクターの画集
だいすき -
書き下ろし作品は輪廻的な話がたくさんありました。
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だいすき
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関節とか指の描き方が好き。
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松本大洋の漫画はあまり読んだことがありません。