10歳の質問箱 なやみちゃんと55人の大人たち

制作 : 日本ペンクラブ 「子どもの本」委員会 
  • 小学館
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本棚登録 : 152
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092271814

感想・レビュー・書評

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  • 子どもたちの悩みにたくさんの大人が答えるという試みはいいなと思い読んでみた。

    ただ「自殺はいけないこと?」に対して「いけないのではなく、できない」、「自殺なんてもったいない」「ぼくは死のうと思ったことがない。美しく生きることにつとめよ」なんて言葉が、本当に悩んでいる子どもたちに響くのか?
    もちろんそうなんだけど、死の道しか見えなくなった子どもたちに、具体的な他の道を教えてあげれたらいいのにな。

    同じような理由で、「いじめられたら、どうしたらいい?」も、SOSが出せるのは本当に必要だと思う。
    相手をジャガイモだと思うのは根本的な解決にはならないし、自分を変えて周りが変わればいいのかもしれないけど、そんなに強い子はなかなかいないよね。大人でも難しいもん。

    いじめの相談窓口や児相の電話番号とか巻末にでも載ってたら良かったな。
    自分の子どもたちがもし悩んだ時、私は相談相手に選んでもらえるだろうか。
    そうでない場合、大事になる前に相談できる場所を子どもたちに作っておいてあげたい。

  • 大人が想像する「子どもの悩み」を大人が回答。

    あまり、悩み解決にならないような回答も。

  • 大人に言われるけれど、不思議に思う事
    納得いかない事に、色々な人が答えてくれます。

    ひとつの質問に対して一人が答える、のではなく
    複数の人間が答えてくれています。
    なるほど、と納得するようなものもあれば
    そうなのか? と思うものも。

    姉や兄のポジションと、弟や妹のポジションと
    どちらが得ですか? という質問。
    あれは、我儘言った者勝ちです。
    とはいえ、やり方を間違えると怒られて終了、ですが。

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