ダレン・シャン 1 (小学館ファンタジー文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092301016

作品紹介・あらすじ

ふとしたことから手に入れた『奇怪なサーカス』のチケット。主人公のダレン少年を待ち受ける不思議な運命とは…。大長編物語が幕を開ける。

感想・レビュー・書評

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  • 約10年前に出会って、
    そのあと一年ごと2回読んでもう3周は読んでる本。
    まだ、今から4周目を読んでも楽しめる気しかしない本。
    ひとつ言えることは…作:ダレン・シャンの作品は本当に面白い。
    他にもダレン・シャン氏の本を読みたいと思う。映画化もされているらしいが、この本は本だからこのまで面白く楽しめる内容だと思う。1回1回感想書くとまとめられそうになく、とてつもない量になるのと、本棚への追加が手間だったので1にまとめて書いてしまうことします。
    吸血鬼ものは本当に好きで、ファンタジー要素が強いものは特に好んで読んでいた中でも、ダレン・シャンは本当に勧められる。しかも、シリーズ全て読むとなったらかなりの量なのにそんなことを感じさせない適切なスピードで物語は進んでいくし…特に難しい表現もないため、どんな年齢でも読めるそんな本だと思う。実際私は弟にこの本を勧め、弟も面白いと思ったらしく、2周は読んでいた。
    ダレン・シャンがヴァンパイアとなり運命に抗おうとする姿、努力する姿。実際には有り得ないファンタジーだからこそ(あり得ると思った方が楽しい気もするが…)本当に惹き込まれる。
    もしかしたら月が綺麗な夜に窓を開け夜風を入れて…なんて状況で読んでいたら小説の内容が実際に起こるような錯覚も楽しめるかも…なんて思ったりもしながら感想を綴っています。
    あまり長くすると収集がつかなくなるのと、感想読んでくださってる皆さんの時間をたくさん割いてしまうため物足りない気もしますがこの辺で…

  • 小学生の時に読んで小説にはまるきっかけになった本

  • 小学校の時に読んだ本。続きも読み返したいと思った。

  • "自分の命を投げ出してまで、あいつを救わなければならないほど、ぼくは悪いことをしたのか?
    答えはイエス。やはり、イエスだ。"

    このくだりを読んで、このファンタジーを読み進めることを決めた。

    ハッピーエンドではないということだけ知っているダレン・シャンを読むこととした。その1巻目である。
    ファンタジーは作者の倫理観や政治観が色濃くでるジャンルだと思う。ダレン・シャンは一応ローファンタジーだが、私はこの第1巻で作者の強い信念のようなものを受け取った。
    たとえ子どもだとしても、その好奇心が全て良いものだというわけではない。冒険は楽しいものかもしれないが取り返しのつかない後悔を生むこともある。
    大人が隠すもの、子どもが触れられないものに子どもの頃は憧れる。でもそれは本当に触れなくて良いものかもしれない。
    全体を覆う「こんなことをしなければ良かった。あの時あんなことをしなければ」という後悔の念が魅力的だった。そう。ファンタジーの冒険なんて、本来したくてするものじゃない。好奇心がきっかけで転がり落ちてしまうことがある。好奇心のせいで、大切なものを失い愛する家族と別れてしまうかもしれない。外側の世界になんて、行かなくてすむなら行かなくて良い。内側が暖かいのならその場に居続けて良い。その上で、ファンタジーはそもそも不条理なのだと提示した上でヴァンパイアというファンタジーを描く。
    私はここに作者の子どもへの丁寧な目線と、子ども向け作品を書く責任感を感じ取った。この作者、自分が子ども向けのファンタジーを描くことが子どもをワクワクさせることにつながるかもしれないけれど、同時に子どもの心を傷つけうるものだともわかっている。誠実な作家だ。
    とにかくダレンのご家族がかわいそうなのと、スティーブがこれからどうなるのだろうという気持ちで第2巻を読もうと思う。
    自分が子どもの頃何で読んでなかったのかを、冒頭の蜘蛛の説明を読んで思い出した。ここがうまく想像できなかったんだな。大人になると色んな場面が想像できて面白いな。

    あと

    "作品中の描写に対し、不快の念を抱かれる読者の方がおいでになるかもしれませんが、原作を重視し、原作者の意図を活かすことを考え、あえてそのまま掲載いたしました。"

    という前書きを書いてくれる出版社と編集のことは信頼ができる。原作者を守るためにも、ファンタジーこそこの文章を置かないといけない時があると思う。

  • 児童書となっているけど…。以前は何故か途中で読むのをやめてしまった。でももう一度読み始めたら先が気になって止めれない。2巻目以降も読みたくなった。

  •  小学生の時に初めて読んだダレンシャン。当時はハリーポッターにお熱で、ダークファンタジーのこの陰気な雰囲気が性に合わず、4巻くらいで挫折。時を経て、軽い気持ちで手に取ったが、全巻一気読みした。"なんやこれ、めちゃくちゃ面白いやんか…。"とほぼ徹夜状態で一気に読み切った。

     自分の中で、ファンタジーってワクワクドキドキがつきものだから、"早く続きを読みたい!"って読み進めるものなのかなって思ってた。だが、ダレンシャンはファンタジーなのにそうではない。9巻で骨抜きにされた。ワクワクともドキドキとも違うこの感覚。ファンタジーなのに、基本ずっと暗い。9巻で脱魂。もう一度言うが"骨抜き"にされた。それくらいの熱量で読んでたってことか。ちゃんと最後まで読めてよかった。

  • おそらく、社会人になった後の一番余裕がなかった頃に世に出てきたようで、読むタイミングがないまま、今更デビュー。

    イギリスファンタジーらしく、展開が意地悪でおどろおどろしい。が、クレプスリーをハリーポッターのヴォルデモート卿のような悪者かと先入観を持って読み進めたら全然違った…。

    クモ泥棒したとはいえ、自業自得というにはあまりにも酷な展開だけどハラハラドキドキでページを捲る手が止まらない。

  • 小学生の時に読んで、この世にはこんなにおもしろい本があるのかって衝撃を受けたのがこの本。
    仕事で必要だからめちゃくちゃ久しぶりに読んだけど、今読んでもかなりおもしろくてすごいな〜と思ったし、時間のある時に12巻までもう1回読み返したいかも

  • スティーブが好き。強く賢く尊大な態度をとるけど、本当は臆病で寂しがりなところが。

  • これが児童書?!大人向けでは?!
    とにかくハラハラドキドキで、途中で止められず一気に読んでしまった。

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