- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092308466
作品紹介・あらすじ
感涙のベストセラー、ジュニア文庫で登場!
郵便配達員として働く三十歳の僕。ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。その男は自分が悪魔だと言い、奇妙な取引を持ちかけてくる。
「この世界からひとつ何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得ることができる」
僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計……そして、猫。
僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。
【編集担当からのおすすめ情報】
総ルビで小学生でも安心して読めます。
5月14日(土)全国ロードショー
感想・レビュー・書評
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以前似たような内容の小説を読んだ記憶が残っている
涙を誘うような場面設定をしているのは分かるが
最後の締めが甘いな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人生を変えてくれる一冊。
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ファンタジー小説
消え行く事で新たな発見を見つける。
そんな消えゆく日常から真の大切な事を気付かされました。 -
話が単純でとても読みやすかった。内容も分かりやすく、けっこう面白かった。しかし、最後お父さんに会いに行く途中で終わっちゃったのは残念…
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キャベツ
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6年生向けの本を探していたところで再読。
予定調和な感じはするけれど、わかりやすくて読みやすいおはなし。 -
まずまず。
私の好みではない。ジュニア文庫にしては大人っぽい。だけど、中年には当てはめにくい本。
死を扱う本は沢山あるが、自分の分身の悪魔、飼い猫等の設定がユニーク。