12歳。~まもりたい~ (小学館ジュニア文庫 ま 1-10)

著者 : 辻みゆき まいた菜穂

• 小学館 (2016年11月30日発売)

作品紹介・あらすじ

12歳女子が、大切な人へ伝えたい想い

カレンダーをめくるのが好き。1枚めくると、新しい気持ちになれるから。
綾瀬花日、12歳。いよいよ12月のはじまりです！
12月は冬休み、クリスマス、大みそか、夜ふかしと、ワクワクすることがいっぱい。
今年の冬休みは高尾とできるだけいっぱい会いたいと思っていたけれど・・・。
高尾には高尾の夢がある。そのために今、塾に行って勉強しているんだ。この冬も塾の冬期講習があるから、そんなにたくさんは遊べないよね。
でも、私も“彼女として”高尾に何かしてあげたい。
私には何ができるのかな・・・。

はじめまして、相原カコです。
今日は片思い中の太陽くんと、太陽くんのお家で飼っている犬のコタちゃんのお散歩です。でも、太陽くん、なんとなく元気がなくって・・・。お正月に何かあったのかな？

蒼井結衣、12歳。今日はとっても落ち込んでいます。
なぜなら、学校で手を洗っていたら、手にあかぎれが出来てしまっていて、それを桧山にみられちゃったから・・・。
でも、土曜日に桧山と一緒にハンドクリームを買いにいくことになりました！

12歳女子のリアルな悩みと心を描いた大人気コミックのノベライズ第7弾です！

【編集担当からのおすすめ情報】
JSのバイブル、『ちゃお』で大人気連載中の『12歳。』オリジナルノベライズ第7弾。今回は、冬の季節のある日のお話です。
今作では花日、結衣のほか、カコちゃんが初登場。
せつなくて、でも心が温かくなるお話ばかりです。

カバー、挿絵は原作者のまいた菜穂先生が描きおろし！
ここでしか読めないお話を、ぜひ読んでくださいね☆

著者プロフィール

辻みゆき
新潟県生まれ、千葉県育ち。いて座のＯ型。著書に『あの日、そらですきをみつけた』（小学館ジュニア文庫）、『家族セッション』（講談社）、ノベライズ作品に「小説　ゆずのどうぶつカルテ」（講談社青い鳥文庫）シリーズがある。

「2023年 『鈴の音が聞こえる　はじめての恋』 で使われていた紹介文から引用しています。」