十五少年漂流記 (小学館学習まんが 世界名作館 4)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092703049

作品紹介・あらすじ

少年冒険小説の金字塔を、まんが化!

新しい学習まんがシリーズ【世界名作館】の第4弾は、少年冒険小説の金字塔・『十五少年漂流』です。小説の作者、ジュール・ヴェルヌは、『海底二万里』『「月世界旅行』などのSF(サイエンスフィクション)小説の第一人者でしたが、そんな彼が唯一書いた少年向けの小説が、この「十五少年漂流記」(原題は『二年間の休暇』)でした。1888年、日本では大日本帝国憲法発布の1年前のことです。

ニュージーランドの寄宿学校・チェアマン学校の生徒達は、夏休みに帆船でニュージーランド一周の旅に出かけようとします。ところがなぜか出港直前に、15人の少年達を乗せたまま、船が流されてしまいます。フランス人のブリアン、アメリカ人のゴードン、イギリス人のドニファン等、国籍も年齢も違う少年達は、絶海の孤島に流れ着きます。でもそこは食べるものも住む場所もなく、ただ自然だけがあるところ… 救助の船はやってこない… それでも少年達は、知恵と勇気をふりしぼり、新しい生活を始めるのです。さまざまなトラブル、仲間とのいさかい、絶望寸前の状況の中でも彼らはあきらめません。いつか絶対ニュージーランドに帰る! その思いが実現する日を信じて…


【編集担当からのおすすめ情報】
作画担当の大谷じろう氏は、「学習まんがシリーズ」初挑戦です。テレビドラマ化もされた『おかわり飯蔵』(原作・魚柄仁之助)、『下北GLORY DAYS』等、青年漫画雑誌を中心に、若い読者層のハートをがっちりと掴んできた氏が、学習まんがの世界に新たな風を吹き込みます!

感想・レビュー・書評

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  • 原作の小説から省かれている要素は幾つもみられるものの(たとえば、モコが黒人であり選挙権がないことなど)、名作に親しむきっかけとしてうまく描かれていると思う。何よりも、小説の挿絵ではいまいちだれがだれかわからなかった少年たちの姿が描き分けられているところが嬉しい。ゴードンは自分のイメージにぴったり。さらに、作品の時代背景や作者の紹介、さらにサバイバルに関する豆知識がコラムとして添えてあって、児童向けとはいえ楽しめる内容だった。

  • 『十五少年漂流記』がコミックで読めて嬉しいです。

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著者プロフィール

Jules Verne, 1828 - 1905.
フランスの小説家。
『海底二万海里』『月世界旅行』『八十日間世界一周』
『神秘の島』『十五少年漂流記』など、
冒険小説、SF小説で知られ、SFの父とも呼ばれる。

「2016年 『名を捨てた家族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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