- Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092897267
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
電子書籍で読了。
国民的アニメーションのノベライズ本で、勿論ご都合主義的な展開もいくつかあるが、「パラサイトイヴ」の瀬名秀明氏が作者ということもあり、期待以上に面白かった。
特に、鉄人兵団の襲来を翌日に控えた夜の、3人+1(のび太、ジャイアン、スネ夫、ドラえもん)の過ごし方を描いた部分が良く、またパー子のエピソードも子供たちだけのストーリーにアクセントを加えていて、印象的だった。 -
劇場版ドラえもん「のび太と鉄人兵団」のノベライズ作品。予想していた以上にドラえもんへの愛で溢れた作品で驚きました。主要な場面は一切変えずに随所で深い解釈が加えた上で補完しているどころか、オリジナル展開も雰囲気を壊すことのないもので素晴らしかったです。劇場版を中心とした他の作品からの引用も嬉しい限り。ファンを幻滅させることのない作品だと思います。
-
のび太かっこよすぎ
-
瀬名さんの想いが伝わる「ドラえもん」オマージュ作品。いつまでもどこまでも、瀬名さんは少年期のロマンチストだ。
「八月の博物館」を思い出した。
そして、「ドラえもん」はやはり日本の誇りだ。 -
子供向けアニメと侮ることなかれ。十分に読ませる作品です。
原作を忠実に追いかけて、殆ど脱線がないのに、それでもちゃんと、瀬名秀明節は効いているのは、本当に凄い。 -
懐かしい話.
小説としてもしっかりつくられており,一気に読み終えた. -
コミックの版の完全なノベライズです。
瀬名英明がところどころでドラえもんトリビアを入れてくるし、秘密道具に科学的な根拠を与えようと、小難しい科学話を挿んでくるしで、結構楽しいです。
はっきりしているのは、これはマンガを知らない人が読んでも全く面白くないということ。
『のび太と鉄人兵団』が大好きな人は、その魅力を記憶から掘り起こしながら、新たな魅力を発見できると思います。とてもオススメです。
-
スネ夫にラジコンロボットを見せつけられたのび太。ドラえもんにすがりついて巨大ロボットをせがんだけれど、さすがのドラえもんにもそんなロボットは出せず、挙げ句の果てにはケンカする始末。しかし、どこでもドアで部屋を出ていったドラえもんを追いかけて行った先で、のび太は奇妙な女の子を見かけ、思わぬことでロボットを手にする…
実はこの元となった映画は未見なんですが、この小説版はドラえもんたちのキャラをしっかり掘り下げていて、読んでいて思わず惹かれてしまいます。ドラえもんに出てくる人たちって、みんないいヤツなんだなぁ。そして、ピンチになってもあきらめない、助け合う、王道の物語も良いのだなぁ。ルビ付きなので高学年の子でもOK。