ダレン・シャン4―バンパイア・マウンテン

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092903043

作品紹介・あらすじ

バンパイア総会に出席にするために急遽バンパイア・マウンテンへ旅をすることになったダレン。きびしい旅をしながらもようやくバンパイア・マウンテンへ到着したダレンにさらなる試練が。ファンタジーミステリー待望の第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • 半バンパイアの少年の成長物語第四弾。

    そのタイトルの通り、バンパイアの総会に出席するために厳しい掟の通りにバンパイア・マウンテンへ向かうクレプスリーとダレン。出発の挨拶をしている最中、彼らが総会へ出席すると聞き、自分の伝言を伝えるために手の一本であるリトル・ピープルをふたり?同行させるよう要求してきた薄暗い男(名前を度忘れしました、、、世の中のはじまりから末までいきるような魔物的な男)。最初は反対を口にしていたクレプスリーだったが、最終的にはその同行を認める。
    冬なのに靴もコートも許されない道行き。
    動物も少なくなる険しい冬の森をひたすらに進む彼らは、洞窟の一つで同胞であろうバンパイアの大量の失血を確認する。それと同時にパーティへと、クレプスリーを慕う将軍のガプナーと道すがら知り合った狼の群れを仲間に加え、旅は進む。
    無事にバンパイア・マウンテンへ到着した彼らは、そしてバンパイア元帥のもとで少年であるダレンを半バンパイアにしたことへの追及を受ける。
    その審議の果て、ダレンはバンパイア将軍になるために設けられた試験である試練を受けることになる。
    それは試練を乗り越えるか、死ぬかの二択しかない厳しいものだった・・・

    という、バンパイア・マウンテンへの道のりと、その道中に示されるバンパイアを襲う存在のほのめかし、そして次巻に託された試練への厳しさが語られる。
    それにしても、バンパイアって生粋のものではないのに、何故にそんなに種族としての誇りをもてるのか。
    もとは皆人間だったのだとするならば、そこから人間の血を主食にすることへの葛藤が薄いというか、バンパニーズの殺すまで吸い取るという考えにも疑問がおこる。
    というか、どこでここまでの見た目の変化が起こったのか。何が違ったら見た目まで変化してしまうのか、そこら辺もこれから語られるんだろうか。
    面白いかどうかでいうと面白いけれど、考えてしまうと前に進まなくなってしまうので、そこらへんの力の抜き方が大切な作品かもしれない。
    それにしても試練ときいて、やっぱり海外ファンタジーにうとい私はハリーの三校対抗試験を思い出さずにはいられなかった。あれ、面白かったですよね。

  • ダレンの成長あり、バンパイアの世界観が一気に広がる巻

    とっても作り込まれた世界観で好きな巻

  • ダレンの成長も感じられるし、クレスプリーとの絆も強まっているのがすごく分かる…。長旅を共にしているような感覚になりました

  • ダレンに対するクレプスリーの信頼がどんどん厚くなっている。そしてダレンも成長し考え方が大人になってきているのが分かる。

  • 話さなければならないこと。
    血を流し込む前に話す事は山ほどあったのだろうが、それよりも先に手に入れたい欲が勝ってしまったな。
    何故こんなにも説明不足なのか疑問だが、質問をしないのも原因だろうか。

  • リトル・ピープル喋るんかーい!笑

  • エブラくんが大きくなっちゃった!バンパイア世界が深まっていくのも面白いけどシルクドフリークも好きだから無事帰ってこれることを祈るよ~

  • 4-09-290304-9
    C8397\1500E.

    ダレン・シャン Ⅳ
    バンパイア・マウンテン

    2002年4月20日 初版 第1刷発行
    2004年4月20日 初版 第10刷発行

    著者:Darren Shan
    訳者:橋本恵
    発行所:小学館

    -----------------------
    クレプスリの宣言
    悪魔の忠告
    バンパイア・マウンテンへ
    四人の旅路
    殺されたバンパイア
    ストリーク
    いばらの道
    バンパニーズの痕跡
    危機一髪
    ハーキャットの言葉
    オオカミとの別れ
    入場
    需品長シーバー・ナイル
    バンパイアの生き方
    将軍カーダ・スモルト
    処刑の間
    女性バンパイア
    初めての試合
    元帥の間
    クレプスリーの処分
    力量の試練
    訳者あとがき

    -----------------------
    リトルピープル レフティ「ハーキャット・マルズ」
    オオカミ「ストリーク」
    オオカミ(子ども)「ルディ」
    需品長(師匠)「シルバー・ナイル」
    いびき/証言「ガブナー」
    青細金髪「カーダ・スモルト」
    左目が無い娯楽室番人「バネズ・ブーレン」
    女性バンパイア「エラ・セイルズ」

    元帥 4人
    パリス・スカル 800歳超 長老
    ミッカー・バーレス 270歳(若い)烏の様 笑わない
    アロー バンパニーズを憎む 力自慢
    バンチャ・マーチ 欠席

    --------------------------
    マーロックの一件 
    クレプスリーラーテン(バーホーストン)
    ミスター.タイニー 血の石とリトルピープル
    ------------------------------------------


    12年に一度のバンパイア会議が行われ
    8年前に半バンパイアになったダレンの報告に行く。
    リトルピープル二人とラーテンとダレンの四人で出発
    その道のりでのトラブルや出来事
    バンパイアのお城の様子や娯楽(戦い)のこと
    バンパイアの最後の事

    当時子どもだったダレンを半バンパイアにしたラーテンの処分の決定

    処分としてダレンに試練を与え、クリアできたなら良しとする。クリアできなければダレンには死が待っている。
    で、5巻に続く

    3巻までにちりばめられていた布石がちょっとづつ出てくる。
    レフティ「ハーキャット・マルズ」が気になるなぁ~。
    3巻から時間を空けてしまったけれど、楽しく読めました。(時間かかったけどw)

  • シリーズ第4弾。
    4巻~6巻までは、繋がっております。
    なので、とりあえず3冊揃えてから読んだ方がいいでしょう。
    前作から6年。バンパイア総会に出席する為に
    バンパイアマウンテンに向かうダレンとクレスプリー
    そして今回はリトルピープルも同行します。
    バンパイアの厳しい掟と、ハーキャットが伝えた
    ミスター・タイニーの伝言で、城の中は大騒ぎ。
    更にダレンに試練が課せられます。
    ってことで、続きを読む!

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