- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092903067
感想・レビュー・書評
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半バンパイアの主人公・ダレン少年は、仲間の危機を救うため、逃げ出したバンパイアマウンテンに戻り、奇抜な作戦でバンパニーズと戦います。予想もつかぬストーリー展開で、不思議な世界にひきこみます。
英国アイルランド生まれのファンタジー翻訳児童文学です。友だちを救うため半バンパイアになった主人公ダレン少年が、父親のようなバンパイアのクレプスリーと旅を続けます。奇怪な世界を舞台にした読み物ですが、底に流れるテーマは友情であり、愛であり、勇気や冒険心です。単なるおもしろさだけでは終わらぬ深いテーマ性が内包されて、少年少女から大人、老人まで幅広いファンをつかんでいます。元は仲間であったバンパイアとバンパニーズの戦いも、まるで現在の人間社会のいがみあいのようであり、卓抜したおもしろさの中にも、人間の深いテーマが折りこまれています。予想もつかぬハラハラドキドキのストーリーは、読者の心をはなしません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まさかの結末。運命が大きく動き出した。バンパニーズ大王はやっぱりあいつなのか?
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久し振りのダレンシャンシリーズ。
前巻ではピンチだったダレンが、まさかまさかの…!!
今まで築き上げてきたものを変えると言うのは
どんな時でも大変な事。
バンパイアの世界も、これから少しずつ変わっていきそうですね。 -
バンパニーズを迎え撃つバンパイアたち。
ダレンは戦いのむなしさを知る。
カーダの真意を知る。
(2005年05月31日読了) -
4巻からの続きものの完結編。
たった200ページにこれだけ詰め込んだかっ…!っていう驚き。
カーダの計画は切ないです。
最後の最後までどんでん返しが! -
四、五、六と続いていたお話の終わり。
結論から言うと何だかな・・・と思わなくも無い。
楽しさより先に全体的に見て色々と考えさせられる巻だった。
ダレンの思考とバンパイア達の思考の違いに、そしてカーダの考えとか。
そしてバンパニーズとの今後の関係が気になりますね。
そしてバンパニーズ大王の正体は・・・きっとこの話も次への伏線が有るのでしょう。また次巻からに期待。 -
2023.12.24
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オオカミたちが再登場するのは、予想通りだったが、
ラストは予想外だった。
というか、ちょっと飛躍しすぎてないか?