- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092903418
作品紹介・あらすじ
騎士の修行に励む12歳のランドル少年は、ある日訪ねてきたマードックの魔法に魅せられ魔法使いになろうと決心。故郷から遠く離れた魔法学校「スコラ・ソーサリエ」に入学する。そこで学ぶ「サークル・オブ・マジック」とは?
感想・レビュー・書評
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昔全巻読んだ。ハリポタとか流行った時に開拓したくて。明るい感じではないけど、魔法!ていう感じの魔法でもないけど、でも面白かった。
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昔読んだ児童書を年末年始の休みに再読
当時はハリー・ポッターブームもあり魔法の学校という副題からハリポタの後追いものかと思いきや、
魔法学校にいる期間は少なくほとんどが修行のために旅をしておりうまく差別化されているように感じる
2007年に4巻が出ていることを先ほど知ったので見つかり次第読む予定
サークルオブマジックは1~3巻を通して主人公が度々大きな選択を迫られる
全体を通したテーマになっている選択と責任は読んでいた当時はぴんと来なかったが、
再読した今となっては児童書としては少々重いテーマと感じつつも
身に染みるものがあり年齢を実感…… -
子どもに読み聞かせつつ読みました。
時は中世。少年ランドルは叔父の城に預けられ、騎士の修行に励んでいる。ある日、城を訪れた魔法使いマードックが操る魔法に心奪われたランドルは、魔法使いになるべく、城を飛び出してマードックの後を追う。
何とか魔法学校への入学を果たしたランドルだが、果たして一人前の魔法使いになれるのか。
1990年初刊というから、ハリポタシリーズやダレン・シャン(こちらは私は未読だが)の先駆けとなる作品である。著者のドイルとマクドナルドは私生活上でもパートナー。ドイルは大学で英文学を専攻し、マクドナルドは中世史を学んだ後、海軍に入り、世界を回ったという。
中世の時代背景をうまく取り込み、騎士という身分についてや、魔術との境があいまいな医術など、混沌とした世界の雰囲気が出ている。
ただあっというまに1年単位で月日が過ぎていたり、魔法学校でのランドルの魔法修行の描写が簡単すぎたりして、ところどころ、話がさくさく進みすぎる感じがする。
よく言えば読み手が想像力をふくらませる余地が十分にある。悪く言えばあっさりしていて薄味である。作者の空想が奔放に羽根を広げている感じがしないのは、もしかしたら共著であるせいもあるのかもしれない。
最後の悪魔との対決はなかなか読みごたえがあった。
シリーズものなので、読み進めるとこの先の方がおもしろいのかもしれない。
機会があれば次を読もう。 -
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
小学生のときにむちゃくちゃ好きだった本!
当時、ダレン・シャンやハリーポッターがあんなに人気で有名なのになんでこの本はそんなに話題にならないの?!と思っていた笑
無性に読みたくなって、十何年ぶりに図書館で借りてきた。
相変わらずおもしろかった〜〜
淡々とした語り口だったり、時間もどんどん進むから淡白に思う人もいるかもだけど
話の中心となるキャラクターはもちろん、ちょろっと出てくる人物も程よく印象的ですてき。
ある種、くどくないのが想像をスムーズにしているかんじ。
魔法使いものなのに騎士道の精神が絡んでいたりとかも面白いし、文章の印象が多くを語らない雰囲気があるだけでファンタジーとしてはとっても豊かだなぁって思った。
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爽やか~。先生たちも、なかなかイイ。終盤近くでグラッと揺さぶられて痺れた。
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図書館の児童書コーナーにあった、シンプルな魔法使いの話。
日本ではいまや漫画の方が人気で、話も表現力も優れたものが多いので、今の子供達がこの本に夢中になれるかというと微妙なところ。
魔法使いのものでありながら騎士道精神が登場人物達の根底にあるのところはオリジナリティがあって良い。
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バルペシュの塔でのできごとはドキドキハラハラした。
ランドルは頑張り屋でいい子。応援したくなる。
これから冒険が始まるんだね。