ストラヴァガンザ 花の都

  • 小学館
3.94
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本棚登録 : 143
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (733ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092903739

作品紹介・あらすじ

ストラヴァガンザとは?時空をこえて、一つの世界から別の世界へと旅すること。その旅人が、ストラヴァガンテだ。キミチー家の結婚式が盛大に行われようとしているとき、8人のストラヴァガンテが集結した。そこで起きた惨劇とは…。キミチーの都ジリアで新たな闘いが始まる。ストラヴァガンザ三部作、ここに完結。

感想・レビュー・書評

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  • ジリアの新人ストラヴァガンテ、スカイのお話。
    キミチー一族の結婚式で何かが起こる気がするので、8人のストラヴァガンテが大集合。
    ヌッチ家の登場で、ロミジュリのいないロミジュリのような展開に。
    ニコラスの提案でルチアーノがどうするのかドキドキ。
    ニコラスがいつも覚悟はあるといいながら、その後ブレブレなのが気になったり。
    登場するカップルはそれぞれ何らかの形で落ち着いて、ラストのアリアンナとルチアーノのシーン、二人で始まったお話が二人で閉じる感じでとてもよかったと思います。
    スリエン師とスカイの関係も良き。

  • 子供の時から何度も読み返している本です。本の分厚さに最初は圧倒されますが、読みやすくて面白いのでとてもおすすめです。

  • 最後までどのような展開になるのかわからず、
    どきどきしながらページをめくることができました。
    他の2作品同様風景が目に浮かぶように感じられ、
    ジリアの華やかな街並みと修道院の厳かな雰囲気が
    感じられました。

  • パラレルもの好きです。
    これを読んだ頃は、異界どうのとかの知識が全くなかったので(今もそんなないけど)、今もっかい読んだら別の楽しみ方ができるかもしれん。

  • ストラヴァガンザ3部作の3作目。

    護符を手に入れて眠ると、時間も越えて、イタリアとそっくりな、でもイタリアではない別の世界に旅をする。
    この別の世界の街の設定がちゃんとしていて、本当にその街を歩くような感覚をうける。

    今回は、全員集合なので、一作目から読んでいないと話がわからないのではないかと思います。
    しかし読み続けてると、はまるはまる。

    ラストの、ジョージアとニコラス、スカイの決断はいいね。
    3部作だからこれで終わりか。
    他のストラヴァガンテ達の、はじまりの物語も読んでみたかったな。


    1巻にあたる『仮面の都』がいちばん面白かったので、今作は星は4つで。

  • フィレンツェがモデルの舞台で、ついにストラヴァガンザ三部作の終幕が下りる。いつまでもこの物語の世界に居たかった。イタリアに魅了されるシリーズだと思う。

  • 翻訳されたストラヴァガンザの最終巻。
    文庫化が進んでいるので続編の翻訳を期待しています。切望。

    今作で盛り上がりは最高潮。今まで読み続けていた人を裏切りません。オールキャストですよ。

    今回の主人公・スカイ君はあまり目立たなかったけど、その分ルチアーノがいるからね。あぁどんどん格好良くなるよ、ルチアーノ。

  • ストラヴァガンザシリーズの第2巻。
    話が全然記憶に残ってないです。1巻はまだ覚えているのですが・・・再読する必要ありです。

  • 大好きなシリーズの、最後のお話です。
    今回の主人公の名前に、何か違和感があったのでこちらだけは★4つで。
    今までの登場人物が勢揃いします。
    ハラハラドキドキしっぱなし、ラストには素敵な終わり方が待っています。

  • ストラヴァガンザの3作目。
    主人公は父親がいない(?)男の子。
    1、2作目の主人公たちもでてきます。
    花の都だよ!!すごい情景とかいいよ!!!
    イタリアです。
    愛と憎しみ(←)あといろいろあるよ←
    みんないい人だよ!!
    すっごくおもしろい。

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著者プロフィール

ケンブリッジ大学で英文学を学び、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンで言語学の学位を取得。
邦訳作品に「ストラヴァガンザ」シリーズ、『ヘンリーのごじまんは…』などがある。

「2019年 『いろいろ いろんな からだの ほん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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