ヴァイオレットがぼくに残してくれたもの (SUPER!YA)

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制作 : 冨永 星 
  • 小学館 (2009年6月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092905085

ヴァイオレットがぼくに残してくれたもの (SUPER!YA)の感想・レビュー・書評

  • 家族の問題が思ったほど解決せずに終わって逆に少し驚いた。
    リアルと言えばリアルだし、締め方も嫌いではないのだけど。
    崩れた話し言葉は、やっぱり違和感があるなー…。
    取り入れるのが悪いとは思わないけれど、書かれるとやはり全て話し言葉にはならないのでちぐはぐな印象が残る。

  • タクシーを一台頼もうと事務所にいったら、骨壺があるのに気がついた。話しかけられたような。それは70歳代のヴァイオレットという名前の見知らぬ女性のもの。
    パンジーばあちゃんにその話をすると、そのタクシー会社に電話して、骨壺を自分の妹のだと言ってもってきてもらった。

    青年ルーカスの日記のような感じで語られていて、家族のこと、そして失踪した父親のこと、意外な事実がからみあってくるが、おもしろくない。文体が、読んでて飽きてくる

  • 図書館で何度も借りた物。
    表紙に惹かれて、すぐに引き込まれました。
    ヴァイオレット、お母さん、お父さん、お姉ちゃんに弟。
    お父さんの同僚におばあたんおじいちゃん、そして彼女。
    登場人物みんな魅力的だし、主人公自体素敵。
    とにかく本屋さんで是非買いたいんだけどなかなか見つけられなくて残念。
    買ったら表紙がいつでも見られるようにディスプレイしたい。

  • ★★★★☆
    ボクが彼女と初めて出合ったのは、タクシーの待合室だった。
    彼女は四角い箱の中で何年も棚の上でポツンと座っていたんだ。
    ヴァイオレットは一体だれか?家族のヒミツも次第に明らかになっていく。。
    ユーモアのあるストーリー運びがテーマの重さを感じさせない。
    が、読んでて前後がつながらず??と何度か読み返した箇所が。翻訳の関係かな??
    (まっきー)

  • 読まなくても良かった。主人公が、何を考えてるのか、よく判らなかった。
    僕はとても怒っていた。... あ、うん。うんうん。そだね。ですよねぇ。
    翻訳家、金原瑞人って何者なのだろう。一廉の人なのか。帯に出過ぎ。

  • ルーカスとヴァイレオットとピートこの三人にどんな輪があるのか知りたくて後半は一気に読んでしまった!洋書のミステリーをあまり読まなかったせいか新鮮で面白かったです。ただ読んでなにか自分に残してくれたかといえば微妙なところだったなぁ…ルーカスくんの身の上話をずっと聞いていた感じです。少し彼とお別れするのが寂しいと物語が終わったと同時に思えた作品でした。

  • 思いがけないヴァイオレットの正体(というか形態?)に驚きました。主人公ルーカスの独白調がまどろっこしくもあって読みづらい気もしましたが、ヴァイオレットを追うことが行方不明の父に繋がっていくあたりは作者の巧みさを感じました。謎を追いかけ真相にたどりつき、神聖化していた父の幻から「ぼく」が解放されるまでがユーモラスに描かれています。じいちゃんばあちゃんとのやりとりがおかしかったです。

  • 主人公のタバコに対する認識を箇条書きにした部分があって、ちょっと我が身を振り返ってしまいました。
    でもマリファナは吸うのな、ルーカス。うひ。

  • 児童向けなんだけど意外に伏線が利いてて、オチもすき。

  • お父さんの失踪の理由。
    誰かわからない人の骨壺を持って帰るなんてすごい。

  • ちょっと理解しにくい文もあったかなあー、とかとか(・ω・´)
    あと馬鹿なんで理解が及ばず、ラストらへんで「???」ってなることが多かったですw
    でも内容は良かった(^0^)/と思う(^0^)/

  • スカイエマさんのイラストに惹かれました。偶然出会った、見知らぬ女性の骨壺が、まさか失踪中の父親と結びつくとは…!たまたまタクシー会社の事務所にあった、謎の忘れ物の骨壺。少年ルーカスはその骨壺の存在が気に掛かり、骨壺を救い出して、「ヴァイオレット」というその死者の謎解きを始めるのだが…。
    謎解きの傍ら、語られるルーカスの家族と父の失踪に至るまでの過去、現在。ヴァイオレットと彼らとの関係が、意外にもクロスしていく。何とうまく物事が運ぶことよ、と思わなくもない。でも、何かに導かれるように明らかになっていく謎。この「導かれる」感じは、現実にも起こりうることだと思っている。
    導入部はルーカスの語りがくどいというか、無駄に感じる部分もある。でも、後半からのヴァイオレットと父との絡みが明らかになっていくところからは、目が離せない。粗さはあるけど、これでデビュー作!?さすがガーディアン文学賞受賞作である。テーマだけ見ればヘヴィーかもしれないのに、重くならずかといって軽すぎず、ウィットも効いていて、ミステリーとしてもなかなかで、こんなヤングアダルト作品は初めて読んだ。
    サブの部分ではあるけれど、ルーカスの彼女のマーサとその母のエピソードも好きだった。もうひとつの「生と死」のストーリー、さりげないけど心に残るものだった。
    SUPER!YAシリーズ、なかなかやるなぁ。これからも魅力的なYA作品をどんどん紹介してほしい。

  • 主人公のルーカス・スウェインは、友達の家から帰る途中に寄ったタクシーの事務所で骨壺を見つける。骨壺に入っている人物である、ヴァイオレット・パークを探っていくうちに、衝撃の事実が判明していく。
    ちなみに失踪した父親がキーパーソンになっています。

    内容は今まで読んだことがない話ですが、難しくないし、ストーリー展開も意外とさくさく進むので、家でのんびり読むのにもってこいです。
    最初のうちは微妙かなと思っていたけど、話が進むにつれて面白くなっていきます。最後にはけっこうヒドい展開になっているのですが、コメディー要素が入っているので後味すっきり(笑)。
    マリファナとか薬が出てきたのには驚きました。一応児童書なのでどうなんだろうと考えたけど、やっぱり海外の小説だなぁ。どれくらいの年齢向けなのか気になります。
    それに内容はいいのに、最後まであの文体に慣れることができませんでした。「マジで」とか使いすぎて、少し裏目に出てしまった感じがするのは否めない。

  • 読み終わって、『ヴァイオレットがぼくに残してくれたもの』が、「おぉ〜♪」とわかります。
    ルーカスに魅了されました。

  • たまたま早朝に入ったタクシー事務所で、ルーカスは骨壷に入ったヴァイオレットと出会った。
    そこに忘れ物として置かれたことが、ただかわいそうに思ったルーカスは、おばあちゃんのパンジーの助けを借りて、ヴァイオレットを引き取ることに成功した。

    それからヴァイオレットは、歯医者の壁の絵や、映画の中からルーカスにアプローチしてきた。
    それはまるで、どうして置き去られたのかを解き明かしてくれといっているようだった。

    ルーカスの父親は、5年前に行方不明になっている。
    そのせいで家族はメチャクチャになったけど、本当のことを知らないルーカスが父親を神聖化しているのが、母親には悩みの種だった。
    ところが、ヴァイオレットがあるメッセージをルーカスにくれていた。

    ルーカスが現実を見つめるきっかけをつくってくれたヴァイオレット。
    最後にルーカスがとった行動が、イケてます。

  • 死んだ女性になぜか心惹かれて、そこから新しい出会いがあったり、母親の新たな一面を見たり、何より自分の中で理想化されていた失踪した父親の謎をといたり……。よくできた成長小説。文体に少しひっかかった。

  • 一気に読んだ。
    普段読まない様な内容でした。

  • 残念ながら読者には何も残してくれませんでした。まず第一に翻訳が稚拙だ。少年の口調で書きたいのは分かるが崩れ過ぎている。素人翻訳としか思えない。内容もいまいち一貫性がなく、本の主題・テーマが見えてこない。

  • タクシー会社の棚の上にあったものはなんと骨壷。誰かの忘れ物らしい。偶然この骨壷のことを知ったルーカスは、こんなところに置き去りにされているべきではないと思い、祖母パンジーに頼んで引き取ってもらうのだが…。見ず知らずの人の骨壷と失踪した父との思い掛けない繋がり。失踪した故に理想化していた父の真の姿が徐々に明らかになっていく。物言わぬ骨壷の人物“ヴァイオレット”に導かれるようにもつれた糸がほどけていく過程で、ルーカス自身が大人への階段を一段上る。
    全体的にユーモアが溢れているのは、登場人物が人間臭くてリアルなのと、会話が小粋だから。最後の最後まで謎が解けず、最後にピタリとピースがはまる、なかなかのミステリー。

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ヴァイオレットがぼくに残してくれたもの (SUPER!YA)の作品紹介

ある日、ぐうぜん出会った見知らぬ人の骨つぼが、ぼくを目覚めさせてくれたんだ。失踪した父親をめぐる秘密を探っているうちに、思いもよらない結末が…。ユーモアたっぷりのミステリー小説。

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