- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092905313
作品紹介・あらすじ
想像の世界に住むワンドゥードルって、いったいどんな生き物なのでしょう!?冒険の旅に出た博士と3人の兄妹たちの愉快で痛快な名作ファンタジー復刊。
感想・レビュー・書評
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どこかでおすすめされていたので図書館で借りた。
そして作者を見てビックリ。ジュリーアンドリュースだった。
彼女のミュージカルは小さい頃何度も見たので、私の中では人間というより魔法使いだ。
物語は三人兄弟が不思議な紳士に出会う事から始まった。彼から伝説の動物ワンドゥードルの話を聞いた三人は是非とも会いに行きたいと願う。
会いにいくには特別な訓練が必要だというのだが、その訓練とは?
とてもワクワクしながら読めた。
三人がそれぞれの特性を活かしながら困難に立ち向かっていく姿にも勇気をもらう。
そんな物語の随所に音楽を感じる。
聞こえるはずがないものが、ちゃんと聞こえる気がするのだ。
作者はこの本でも私に魔法をかけてくれた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小さい頃読んだ、忘れられないお話。
この話を読むと、空想が大好きで、どこかに不思議な別の世界があると信じていた 子供のころを思い出す。
自分の子供にぜひ読ませたい一冊。 -
小学生の頃何度も読み返した本。ドラえもんのために机の引き出しを空っぽにした子どもだったので、もちろん想像力の特訓をしようと本気で思った。
あんまりに好きな本だったので大好きな人にあげてしまった。
現在、復刊されたみたいなので、またスリッパを履いた王様に会いに行きたい。 -
心から願えば、必ずかなう。そうだ。信じれば不可能なんて無いんだ。
不思議な生き物ワンドゥードルに会いたくて旅するお話。想像力と願う心だけをチカラに。
子供の頃に読んでおきたかった本である。
ジュリー•アンドリュースって、アメリカ生活が長いんですよね?
アメリカンなファンタジー、オズの魔法使いと似たテイストを感じました。 -
うちにあったのと表紙が違うな。ワンドゥードルとかウィッフルバードとかの姿を想像しました。この本に小学生のうちに出会えてよかった。
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動物園に遊びにきていたポッター家のペンとトムとリンディ。
どの動物をつれて帰りたい?って話してたら、知らない人が「ワンドゥードルはどうだろうか?」と。それは辞書で調べてみたら、想像の動物だった。
二日後のハロウィーンの日に近所の幽霊屋敷とよばれる家にいくと、そこには動物園で会った人が。その人こそノーベル賞受賞したサバント教授だった。
ワンドゥードルに会うには、ワンドゥードルランドへ行かねばならない。そこは想像力を使っていく場所だ。3人は教授といっしょに想像力を養う訓練を始める。
ワンドゥードルランドを人間から守りたいブロックが、邪魔をする。はたして彼らは偉大なワンドゥードルに会えるのか・・・
こういう想像力って大事だなと思いました。心がほわっってするよね。
頭脳列車だったり、ガムの木だったり、不思議なものもたくさんでてきます。子供たちの一生懸命な感じが素敵です。 -
この本は私が小学生の時に出会いました。
サンドオブミュージカルでジュリーアンドリュースさんを知り、彼女が来日した際に購入。彼女は多才ですね!
とにかくワクワクする本で、先を知りたい気持ちと、読み終わりたくない気持ちとで、1日5ページと決めて読んだ事を覚えています。
最近小学校1年の娘に読み聞かせました。字が小さいので、高学年の子なら自分で読めるでしょう。
今読んでもまったく古臭くなく、科学や環境問題の事までさらっと書かれていて、むしろ今読むべき本かしらとも思いました。
アニメにしても、目が回るような内容が多い中、親になった私としては子どもにはこんなファンタジーを読んで、空想の世界にひたってほしい。
この本は最近再版されました。内容は前より読みやすくなっています。
でも表紙は前の方が好きかな~ -
復刊を楽しみに楽しみにしていた1冊で
わくわくしながら読みました。
大事な本の1冊です。 -
小学生の時に読んで以来、忘れられない感動の一冊です。
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ワタシがこの本を手にしたのは、たぶん8、9歳くらいの頃。
今から30年近く前ですね(´A`;)
確か販売されていたものではなく、非売品のハードカバーで、母が何かの懸賞で当選しワタシにくれた。
実家を出た12年前まで、何度も何度も繰り返し読み込んだ本だ。
赤い布張り(?)で、後ろ表紙かな?
著者のジュリー・アンドリュースの写真が載っていたと思う。
児童向けの本にはめずらしく挿絵が1枚もなかったのに、読み始めるやどんどん物語の中に引き込まれていったのを覚えている。
最近思い出して、また読み返したくなった。
ワンドゥードルって、一体どんなどうぶつなんだろう?ベン、トム、リンディの冒険をわくわくしながら読んでいた。
子供の頃にはピンとこなかった、英語独特の言い回しによる言葉遊びとかもあって、翻訳するのは大変だったんだろうなぁ。
好きな場面、覚えている。
みんなでとってもおいしそうなデザートを食べるの。
確か、その前にナゾナゾを答えたんじゃなかったかな。
「エビは何故赤くなったのか?」
「サラダがドレッシングするところを見ちゃったから!」っていうのがあった。
サラダにドレッシングをかけるのと着替えることを、dressという単語で表現したもの。
こういうのは、原文で読まないとわからないよね。
ワタシが好きだったのは、ウィッフルバードです♡
あ〜〜、早く読みたい!!
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祝・復刊〜〜!!!(T▽T)
読みたかったー!
創造することって
本当に楽しくて心の力になるよ! という本でした。
私もワンドゥードルワールドに行きたい♪ -
リンディの勇敢さ、兄たちの優しさ。教授のような大人の存在。これぞ児童文学。
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今はもう出会えなくなってしまった生き物たちに出会うのに必要なのは想像力!子どもたちが偉大なワンドゥードルに会うために行う修行も、会いに行くまでの道のりも、豊かな感性に彩られていて素敵だった。
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メリーポピンズの『Supercalifragilisticexpialidocious』とか『サウンドオヴミュージック』の『ドレミのうた』などの気が狂ったやうなロジックが出る歌を歌ってた女優の人が、辞書を引きまくって出てきた単語へ肉付けするといふ、怪物の創造としてはルイスキャロルと同じやうな作業をしてできた、怪物の数々。
jiffy(瞬間の意 ペンギンみたいな生き物で「普通の生き物より早く仕事ができる」)が好き。 -
お母さんがくれた本。
小さい頃からずっと好き。 -
伝説のワンドゥードルに会うために、博士と3人の兄妹たちは、想像の世界の扉を開けた。不思議な光景、奇妙な生き物たち、そして行く手を阻む巧妙に仕組まれた罠。さまざまな困難に立ち向かう彼らは、無事ワンドゥードルに会うことができるだろうか…。
あの、「サウンド・オブ・ミュージック」のジュリー・アンドリュースが童話を描いていたとは、ちっとも知りませんでした。
子どもたちへの愛情に満ちたメッセージが込められた、素敵な作品です。「マンディ」もぜひ読んでみたいな。 -
ポッター家の三兄弟、ベン・トム・リンディはある日ちょっと変わった博士、サバント教授に出会います。博士はこどもたちにワンドゥードルランドに行こうと誘います。想像力でしか行けないその国に行くにはこどもはぴったり。世界にただ一匹のワンドゥードルに会うために博士とこどもたちの訓練が始まります。そしてがんばり帽を被り、ついにワンドゥードルランドに行きます。さまざまな生き物たちに阻まれながら、ついにワンドゥードルに出会います。人間を避けながらも、さびしく思っていたワンドゥードルの願いとは。。。
想像力を鍛えるための訓練がおもしろい。目の前にあるものをただ「見る」のではなく、もっと深く「見る」こととか大人になるにつれて忘れがちな想像力や五感の使い方が描かれていて、なんか大事なことを改めて気づかされた気がする。不思議な鳥、ウィッフルバードとか愉快な猫のスプリッターキャット、ワンドゥードルの執事、プロックなどなどおもしろい生き物もたくさん出てくる。ファンタジーとしてもおもしろいし、色々大事なことも教えてくれる。ジュリー・アンドリュースがまさかこんな面白いものを書くとは思わなかった。マンディの方が後らしいけど、こっちの方が全然良いと思う。2008/11/28 -
ジュリー・アンドリュース作
遺伝子生物学者の博士と冒険に出た3兄弟 偉大なワンドゥードルとはどんな生き物?
冒険に出た3兄弟たちを妨害するのはワンドゥードルランドの首相ブロッグ。人間たちを追い払うためたくさんの妨害を仕掛けてくる。
でもそれに負けずに3兄弟たちは宮殿へとたどり着く。たった一匹のワンドゥードル
そしてワンドゥードルの願いとは自分以外のワンドゥードルの、それもメスに会うこと。
最後までわくわく感の残るいいファンタジーでした。