文楽をゆく (実用単行本)

  • 小学館
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本棚登録 : 12
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093108317

作品紹介・あらすじ

祝・襲名記念

「わしが男やから女とつけるからな」
文楽人形遣いの最高の名人と称された故・初代吉田玉男師匠に入門したひとりの少年は、吉田玉女(たまめ)という名前をいただきました。それから40年以上にわたり師匠の元で修行をし、薫陶を受けた玉女さんがいよいよ師匠の名前を二代目として襲名します。
文楽の襲名はどのようなものか? 襲名狂言の「熊谷陣屋」のみどころは? そしてどのような修行を経て現在にいたるのか……、二代目吉田玉男さんの魅力を余すところなく伝えます。
また実力イケメン揃いの二代目玉男一門紹介や、文楽を支える現代の大坂だんな衆インタビュー、大坂名店紹介などバラエティに富んだ今までにない文楽の世界をご紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 先日、初春公演で玉男さんが遣われる菅原伝授手習鑑の松王丸を観ました。菅丞相のため我が子を差し出す意気と、儚さと虚しさと。
    人形に泣かされました。
    この本を読んでから観て、良かったなぁ。

  • 文楽界では、先ごろ、人形遣いの吉田玉女が二代目吉田玉男を襲名され、披露公演を観てきました。本書は、その記念出版ですね。これで、ライバル桐竹勘十郎と並びました。とても器用で華のある勘十郎が“動”なら、玉男は“静”で雄大な存在感のある芸を見せて欲しいと思います。

  • 2015.5.23

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