老いて、若返る 人生、90歳からが面白い (サライブックス)

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  • 小学館 (2011年4月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093434362

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老いて、若返る 人生、90歳からが面白い (サライブックス)の感想・レビュー・書評

  • 日野原さんと堀文子さんの対談 日野原:私はつねづね、「よい人生」を送るのには「よい習慣」が大切で、それは「よい家庭」から生まれる、と説いています 医療は人の「体」にタッチするアートです。そして絵画や音楽は、人の「心」にタッチするアートです 堀:さまざまな国を旅して、「風景は思想だ」と私は確信した。風景は自然を取捨選択し、その国の人々がつくり上げた作品なのだ 日野原:子どもたちには「命というのは、君たちが使える時間なんだ」と話します

  • 芒の絵が、輝く星空のように見えた。

    よい人生、よい習慣、よい家庭…。
    きっとよい家庭の背景には、よい風土とよいfoodがあるんじゃないかと妄想した。
    よい家庭に生まれ育ってなくても、大人になってからでもよい習慣を取り入れていこうって人はなんかいいな、と思う。

    思いやりというのは習慣だということを、思いやりがある人になりなさいという教育現場では誰も教えてくれなかったなあ。

    梅雨の曇天をいぶし銀の空と描写するあたり、びびっときた。

    life is time.
    人間の可処分時間を奪い合う競争。
    時間があっても気が向かないとだめなのも知ってる。
    認知資源、注意資源。pay attention.

    人の元気というものは「気」が「心」がもたらすのであって、カロリーがもたらすのではありません。
    食うために生きる人はたらふく食べるのが楽しみだが、二人とも食べることよりも、夢中になるものがあって、生きるために食べている人たちのような気がする。

    桃山時代のよく生きる知恵について、儂はまだ知らない。

  • 39歳でアメリカへ留学。第二の青春を過ごす。
    バブルの時、土地の値段が上がっているだけなのにマスコミは経済大国という。こんな品位を失った日本で死ぬのは嫌だと思いイタリアへ。
    ネパールに山の名前はない。名前があるのは西洋人が征服した山だけ。
    シャボン玉の歌は子供の命を象徴。消えないように風風吹くなと祈る。
    オリーブオイルをスプーン一杯。血管が柔らかくなる。

  • 1918年生まれの堀文子さん(日本画家)、「画家は長命」、ご多聞に漏れずですね。「医者の不養生」という言葉もありますが、1911年生まれの日野原重明さん(聖路加病院院長)には無縁の言葉でしょう(^-^) おふたりの「人生、90歳からが面白い」、ビッグな対談集(2011.4)です。昨秋(2015.10)続版とも言えそうな「100歳が聞く100歳の話」という本も新しく刊行されてますので、この本も是非読みたいと思っています!歳とともに、自然に対する感受性が鋭くなる・・・、私も最近そんな感じがしてきました。

  • 三葛館一般 914.6||HI

    日野原重明先生と、日本画家の堀文子さんの対談をまとめた本書。
    一読すると、日野原先生の多彩な才能や飾らない人柄、堀さんが持つ品性や研ぎ澄まされた感性を感じることができ、そんなお二人の言葉には、様々な苦難を乗り越え生き抜いてきたからこそ語ることができる、深い叡智が秘められているように感じられます。
    また、長い人生を生きるうえでなにが大切かも随所に記されています。
                                  (かき)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=61358

  • 人生の大先輩の対談面白く読ましてもらった。

  • 『子どものうちは成長することがなによりも大切ですから、食事や勉強や遊びに自分の時間をすべて使っていい。でも大人になったら、その時間を人のために使うことが必要となってくる。』


    『生きるというのは、つまるところ、与えられた時間を使って、その人しかできない何かをやりとげること。』

  • 心に残った言葉
     ・ 人はみなそれぞれの幼児期の記憶を探し求めながら、この世を生きて  いるのかもしれません。(堀)
     ・ 忘れ去った名もない日々が、私という一本の老木を養ってくれた大地   だったように思います。(堀)
     ・ 知識も説明もいらず、美は時空を超えて感応する者の魂を揺さぶる
      電流のようなものです。(堀)
     ・ さまざまな国を旅して、「風景は思想だ」と私は確信した。風景は自然 
      を取捨選択し、その国の人々が作り上げた作品なのだ。(堀)
     ・ 森の中で暮らした私は、生きては滅びる命の流転を淡々と受け入れ、
      貪らず奢らず命を全うする草木を見つめ、生きるものの心得をどれほ   ど学んだことだろうか。
     ・ 人の一生は毎日が初体験で、喜びも嘆きも時の流れに消え、同じ日は  戻らず、同じ自分もいない。(堀)
     ・ かつて世界の人の心を打った日本人の礼節とつつしみ深い品性は、
      今はもうない。(堀)
     ・ 私が確かに生きている今日。全身全霊を傾けて、考え、嘆き、感動す   ることのできるのが今という時間なのです。
     ・ 生きものの形をまるごと見せず、ひと口ずつの切り身として美しく仕上  げ、色や形や香りや旬にも心をくばり、とりどりの食器にも美意識を
      込めた日本の食事。同時に、食べやすさを大切にした食べ物が、日本  人の命と繊細な心を養ってきたと思う。(堀)
     ・ 夏の緑。秋の尾花、芒ヶ原。冬野の枯れ尾花。芒の一生に私たちは
       生死の流転の姿を見てきました。生のときにも死の姿にまでも、
      その美しさを讃えたかつての日本人の、成熟した美感の深さを思わず  にはいられません。(堀)
     ・ 無心に生きるのには幸せも不幸せもない。(堀)
     ・ 子どもたちの豊かな才能を引き出すことを使命だと思っている。(日野  原)
     ・ 若い頃は似ていなかった私の顔が、いつの間にか晩年の葉はの風貌  に変わっていた。母から受けた遺伝子の設計図には、私の老年の姿   形まで描きこまれていたのだろうか。親子をつなぐ命の仕組みに愕然   とした。(堀)
     ・ 豊かな人生に、友人は欠くことができない。(日野原)
     ・ 花は生きものだ。光を求め呼吸し、花びらの毛細血管に命が流れ、静   かに動いている。(堀)
     ・ 執着から解き放たれた老いには、苦しみも、惨めさもないことを知りま  した。(堀)
     
     自分にとって、一生を、命をかけらられるもの、それは何なのか、そんなことを問い続けながら、一気に読了した。


     

     
     

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