山中鹿之助 (P+D BOOKS)

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著者 : 松本清張
  • 小学館 (2015年5月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093522014

山中鹿之助 (P+D BOOKS)の感想・レビュー・書評

  • 毛利家に滅ぼされた出雲の尼子家再興のため、近習衆、山中鹿之助の奮戦記。国を持たず、少数でありながら、勇猛果敢な尼子武士は失地を次々に回復し、かつての居城富田城にせまる。一度は滅びた小国、戦の度に離反と敗戦を経験する。しかしそれでも鹿之助は己をいっそう奮い立たせる。「おれは棟梁だ。お屋形や尼子衆を置き捨てて死ねるか。この世はなにが起こるかわからぬ。とりうるかぎり、すべての手立てを用いて道を探るのがおれのつとめだ。」
    どうしてもうまくいかないそういった苦境にある人が読んだとき、鹿之助のパワーを分けてもらえるのではないだろうか。うまくいかないながらも信頼を失わない、そういった鹿之助の人間的魅力が描かれています。著者は松本清張。

  • 献本企画でいただきました。
    好きな色で選んだら、時代物『山中鹿之助』。
    そして著者は松本清張。
    松本清張作品、なんと読むのは初めて(汗)

     山中鹿之助といえば、尼子氏の家臣。
    実はあまりよく知らなかったのだけれど、大河ドラマ『軍師官兵衛』で別所哲也さんが演じていらしたとか、信長に見捨てられたとか、そのくだりは記憶にある。
    毛利氏の調略により、内部から崩壊していった感の強い尼子氏。その尼子氏にずっと仕え続けた猛将の、短くも熱い生涯。戦国時代の武将にもいろんな人間がいて、それぞれの生き様やドラマがあって、面白い。
    いくら個人的には有能な人材が集まっていたとしても、経営陣がダメな会社に入ってしまうと、何とか会社を立て直そうと奔走するもどうにもならない、みたいな妄想をしながら読んだ。
    戦国時代にはありがちな最期だけれど、何とも切ない。

     P+D BOOKSって初めて手にしたけれど、ボリュームもそんなに多くないし(この本がたまたまそうなのかもしれないけれど)、文字も大きくて読みやすい。
    軽いし持ち歩きやすいので、ちょっとした時間に読めそうで良いかも。

  • ▼電子立ち読みあります▼
    http://shogakukan.tameshiyo.me/9784093522014

    松本清張、幻の作品が初の電子化!  

    主君・尼子家の再興を願い、大敵・毛利に果敢に挑み暴れた、山陰の戦国猛将・山中鹿之助の、短くもドラマチックな生涯を生き生きと描く。 没落しつつあった尼子家一筋に全てを捧げ、月山富田城を取り囲む毛利元就の大軍を、その抜群の勇力と才智により何度も跳ね返し、武名を高めた鹿之助だったが、最終的に尼子義久が毛利の軍門に下り、富田城を明け渡すことになった。  

    その後、牢人をしながらも尼子家再興を使命とし、尼子勝久を擁立し、幾度の苦難を乗り越え、石見国入りし新山城を占拠するも、毛利勢との戦に敗れ富田城へ入城することは叶わなかった。  

    さらに、10年後、織田信長の毛利攻めに乗じ、再び、尼子軍を再興した鹿之助だが……。  

    100度打ちのめされ、1000回も挫折を味わう壮絶な鹿之助の人生、しかし、進むことはあっても退くことはなかった、その義勇の名は、天下に鳴り響いた。  

    弊社雑誌「中学生の友」に1年間連載された、松本清張、幻の作品。著者が代表作「点と線」を執筆した頃に同時に描いた、名作が50余年の時を超えて甦る。

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山中鹿之助 (P+D BOOKS)の作品紹介

松本清張、幻の作品が初単行本化!

主君・尼子家の再興を願い、大敵・毛利に果敢に挑み暴れた、山陰の戦国猛将・山中鹿之助の、短くもドラマチックな生涯を生き生きと描く。
没落しつつあった尼子家一筋に全てを捧げ、月山富田城を取り囲む毛利元就の大軍を、その抜群の勇力と才智により何度も跳ね返し、武名を高めた鹿之助だったが、最終的に尼子義久が毛利の軍門に下り、富田城を明け渡すことになった。
その後、牢人をしながらも尼子家再興を使命とし、尼子勝久を擁立し、幾度の苦難を乗り越え、石見国入りし新山城を占拠するも、毛利勢との戦に敗れ富田城へ入城することは叶わなかった。
さらに、10年後、織田信長の毛利攻めに乗じ、再び、尼子軍を再興した鹿之助だが……。
100度打ちのめされ、1000回も挫折を味わう壮絶な鹿之助の人生、しかし、進むことはあっても退くことはなかった、その義勇の名は、天下に鳴り響いた。
弊社雑誌「中学生の友」に1年間連載された、松本清張、幻の作品。著者が代表作「点と線」を執筆した頃に同時に描いた、名作が50余年の時を超えて甦る。

山中鹿之助 (P+D BOOKS)はこんな本です

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