焔の中 (P+D BOOKS)

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著者 : 吉行淳之介
  • 小学館 (2015年5月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093522106

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    http://shogakukan.tameshiyo.me/9784093522106

    青春=戦時下だった吉行の半自伝的小説。  

    昭和19年8月――、僕に召集令状が届いた。その後の入営は意外な顛末を迎えるが、戦時下という抑圧された時代、生と死が表裏一体となった不安を内包し、鬱屈した日々を重ねていく。まさしく「焔の中」の青春であった。  

    狂おしいほどの閉塞感の中にあっても、10代から20代の青年らしい友人との、他愛のない会話、性への欲望、反面、母への慕情など巧緻な筆致で描かれる。また、戦争とは一線を引いたかのような、主人公の透徹した眼差しと、確固たる自尊心は一貫しており、吉行自身のメンタリティが垣間見える、意欲作である。

  • P+D BOOKSの狙いは、埋もれてしまった過去の作品の掘り起こしなのだと思うけれど、だとしたらこれはまさに素晴らしい逸品だと思います。やっぱり自分はどうしようもなく青春小説が好きなのだなあと痛感。思春期特有の懊悩、それに加えて、実際に作者が体験した戦争についても書かれていて、その時代の空気や情勢など、自分はほとんど知識がなかったのでまさに追体験するという感じで、とても良い読書体験だった。著者の他の作品にも手を伸ばそうと思うと同時に、このレーベルは信頼できそうだなと思いました。これからも買おう。

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焔の中 (P+D BOOKS)の作品紹介

青春=戦時下だった吉行の半自伝的小説

昭和19年8月――、僕に召集令状が届いた。その後の入営は意外な顛末を迎えるが、戦時下という抑圧された時代、生と死が表裏一体となった不安を内包し、鬱屈した日々を重ねていく。まさしく「焔の中」の青春であった。
狂おしいほどの閉塞感の中にあっても、10代から20代の青年らしい友人との、他愛のない会話、性への欲望、反面、母への慕情など巧緻な筆致で描かれる。また、戦争とは一線を引いたかのような、主人公の透徹した眼差しと、確固たる自尊心は一貫しており、吉行自身のメンタリティが垣間見える、意欲作である。

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