Metro2033 下

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  • 小学館 (2010年6月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093567121

Metro2033 下の感想・レビュー・書評

  • アルチョムの長い長い旅が終わる。 エンディングはゲーム版と同じ。その時のアルチョムの心情が綿密に描写されている。エンターテイメント性という点ではしっくり来ない終わり方だが、核戦争後の人類の「業」を正直に描いている。 ゲーム版では描かれている続編である「METRO2034」の翻訳も期待したい。

  • ポストアポカリプス物。ゲームから入った口だが、文が平易で分かりやすいことも手伝ってゲームクリアより先に読了。巻頭に路線図が付いてるのも親切。
    使命を持った若者が様々な人との出会いと別れによって精神的に成長していく典型的なストーリーだが、故に結末の虚無感も大きい。地上を追いやられ生きる舞台を地下に移したところで、人間の本質は変わらない。経済が生まれ、イデオロギーが生まれ、宗教が生まれ、争いが生まれる。
    放射能の影響で精神攻撃能力を得ることについては触れない

  •  同名TVゲームで遊んでいる頃から興味があったので、購入しました。
     ゲームは大変面白かったですよ!

     さて、原作小説はといいますと、主人公の青年アルチョムの心理描写が丁寧にされています。苦難の連続にぶつかりながら、自分の使命を果たそうと果敢に進む姿が印象的。

     下巻では様々な場所で苦難にぶつかり、人々と出会いながら、人類の存亡をかけた戦いに身を投じるアルチョム。人類をメトロに追いやった「裁きの火」をミュータント達に放つ事ができるのだろうか?

  • 私は現在モスクワ在住です。
    この小説の舞台となっているモスクワの地下鉄、普段から非常に良く利用しています。
    なので、附属されている駅の地図などを見なくても、おおよその場所は把握する事ができました。自分の最寄り駅が出てきたときも驚いたくらいですし(笑)ただ、長い駅名やロシア人名が多いので、慣れていない人は読みにくいだろうなぁと思いましたね。

    ストーリーも面白かったですが、結末に少し切なくなりました。
    人間の愚かさや傲慢さなどを、非常に良く表せている小説だと思います。
    「METRO2034」が続編として出版されているようなので、こちらもモスクワの書店で探してみようと思います。
    またこれを原作にしたゲームもあるようなので、やってみたいと思いました。

  • 上巻から間を置いてしまいましたが読了しました。
    核戦争後に地下鉄に閉じこもる生活をする人々は宗教や理想を杖に歩き続けている。
    主人公アルチョムが様々な思想や思念と触れることで、何が正しいのか、人生とは何なのかと悩む後編です。
    お話の最後はアルチョムにとって虚しいものとなりますが、これこそが人間という生物なのだと痛感します。
    しかし残念なことが一つ。
    読み終えても解決されない謎が多いことです…。

  • ■後半になるとストーリーはどんどん加速して行く。次から次へと困難に直面する主人公だけど、本人の努力と偶然の幸運が重なることが多く、問題を解決して突き進んで行く。

    ■その幸運の繰り返しに「なんでこんなにラッキーが続くのさ..」って思いながら読んだんだけど、それもちゃんとラストに謎解きがされる。宿敵である「黒き者」を一閃するラストシーンは思わず「ウワ~ッ!」って声が出ちゃうほど。

    ■こんなに悲しい結末だったなんて...ね。道内某所へ出張する往復のクルマの中で読了。(笑) これって、既にゲームにもなってるんだね。確かに面白いかもね。

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Metro2033 下の作品紹介

アルチョムの暮らす博覧会駅に現れ、人々の心を操り、銃弾をも恐れぬ謎のモンスター。アルチョムは駅を救うために暗く、危険なトンネルを旅し、様々な駅を巡る。人類と"黒き者"の戦いの結末は-?暗い地下世界の冒険もヒートアップ。

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