人形姫 (Spirits amuseum)

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  • 小学館 (1998年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (70ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093590815

人形姫 (Spirits amuseum)の感想・レビュー・書評

  • 眠る少女人形の胸の裡で音もたてずに破裂し続ける(永遠の)爆弾。

    恋月姫は、「静かで我が儘な女の子」の歴史に新たな地平を切り拓き、
    この一冊の写真集の成立によって、かちり、あるいはぎりり、と音を立てて、人類の一側面は進化したともいえる。

  • 万人向けの本ではない。
    好きか嫌いかと問われると…答えに困ってしまう。
    怖さと美しさ、可憐さと妖しさが混在している。

    一番好きなのは、黒髪の眠り目さんです。

  • 人形作家、恋月姫さんの写真集です。
    10念くらい前に購入しましたが、相変わらず、美しいです。

  • 初めて人形屋の店先で出会った瞬間に、僕の心をわしづかみにした“恋月姫”のビスクドールたち。縁が巡り巡って、その写真集を自分が手がけることになりました。すでに若者ではなくなった僕ですが、敢えて若者言葉を使って、その魅力を一言で表現しますと――マジ、やばい。

  • 後書きにもありましたが、人型でありながら「人間にはあり得ない比率」にこそ惹かれるんだなと。
    生々しくも空虚な容。

  • 人形の嘆美な世界です。何ともいえない独特のリアルさは必見です。

  • 変な話、生き生きしていないというか、無生物には見えないんだけど、生命力を感じない空気が凄く好き。
    恋月姫の人形写真集は是非とも集めたいシリーズです。

  • 恋月姫というビスク作家の画集。

    人形屋佐吉の店主、片岡佐吉さんのお店が前から札幌にあるのは知っていたのだけれど
    佐吉さんは東京のお店の方でやっているので札幌のお店は
    年に1回いつ開くかも解らなくて、開いてなくてもいいので一目見たくて初めて電車で店の前を通りかかったら
    なんと灯りがついている!電車を降りはやる気持ちを抑えられないまま閉まらない様にと必死に願い
    急いでお店に駆け込むと、今開けたばかりだと驚く佐吉さんのオーラがすさまじかった記憶。
    普通の人とは別次元で生きている雰囲気で近寄れなくて、複数の人形にとりつかれているような
    話す言葉もなんていうか、私の稚拙な言葉じゃとても言い表せない。
    お店に居る最中もお店から出てからも、ずっと緊張して心臓が飛び出るくらいどきどきしていた。
    北海道に帰るとは誰にも言ってはいないし告知もしていない、どうしてお店が開いてることが
    わかったのと聞かれ、電車の中で見かけて灯りがついていたから走ってきた経緯を話すと
    ご縁とは不思議だねと本当に心底驚いた顔で、今度手紙を送るから住所を書いていきなさいと
    名刺を渡され、今でも偶に個展があるとはがきがくるのでした。

    そんな思い出深いお店で買った本と佐吉さんが撮った写真。
    今思うと夢だったんじゃないかっていう不思議。本当に不思議な人だった・・・。

  • 初めて本屋で観た時の衝撃。見てはいけないモノを見てしまったようで、そっと本を置きました。それから10年。結局、ずっと虜です。。。

  • 最初はただ怖いと思っていた。人形がこんなに震えが来る程に美しいなんて思いもよらなかった。

  • 人形だとは思えないほど艶かしくて官能的な恋月姫の人形達。
    手や瞼のピンク感と濡れた唇に心臓がきゅーんとなります。

  • 天野可淡と並び、敬愛してやまない人形作家。彼女の作品を直接見たことがあるが・・・・正直に言おう。ヒトには感じた事のないリビドーを得た。彼女の作る人形は、その存在感の深さでヒトを超えている

  • 創作人形の写真集。乱歩の「人でなしの恋」の男が恋した人形はこんな感じだったのかなあと。人形好き以外の方には「怖い」世界だと思います。。

  • 未読。
    死ぬまでに必ず手に取りたい。

  • 私はこの本で恋月姫さんのことを知りました。透明感があって、独自の世界を持っていらっしゃる方だと思いました。単に「可愛い」人形とかじゃ言い切れない感じです。

  • この本と出会った時の衝撃は今でも忘れられません。球体間接人形ブームはここから始まったと言っても過言ではない気がします。天使が地上で居眠りをしているのをたまたま見てしまった、そんな「見ちゃいけない感」を味わいたい人はどうぞご覧ください。時を忘れて魅入ってしまうこと間違いなしですよ。ちょと人に薦めるのをためらってしまう禁断の写真集です。

  • 妖しく美しい少女人形(ヴィスクドール)の写真集。その薔薇色の頬に、瑞々しい唇に触れれば、柔らかなぬくもりが伝わってくるのではないかと錯覚させる程リアル。純白のベビードールに身を包み眠り続ける少女。貴婦人のように、或いは娼婦のように宝石で着飾った少女。無垢な彼女達の儚げな美しさに、どうしようもなく心奪われる。だが、透き通る美しい瞳はガラス玉でしかなく。生きる者には(或いは死んだ者にも)否応なしに付きまとう「時間」が彼女達の中には存在しない。美しい顔や身体が、時間を経て朽ち果てていく自然の摂理から完全に疎外された永遠の少女達が羨ましくもあり哀しくもある。生きてもいない死んでもいない、生と死の狭間に存在するかのような、有るべきではない存在が観る者を不安にさせ、また、魅了する。生と死の匂いが同時に香り立つ妖艶で幻想的な写真集。

  • 恋月姫の眠っている表情の人形は(・∀・)イイ!

  • ふっくらした頬に冷ややかな目元、非常に美しく肉感的な手足の表現で群を抜いている恋月姫さんの作品集です。本がひとつの宝石箱のような感じがするほど魅惑的です。創作人形にはまったばかりの方はぜひ一度ご覧ください。
    ※ただし、この本のトレペカバーは手の水分でヨレてしまいます!!読む時ははずしてしまうか、ハンカチ必須。

  • 人形作家恋月姫さんの人形写真集です。
    今にも人形の息遣いが聞こえてきそう!!
    この方は神ですよ・・・独学で人形作家になったとは思えません。

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