日本の古典をよむ(6) 竹取物語・伊勢物語・堤中納言物語 (日本の古典をよむ 6)
- 小学館 (2008年5月26日発売)
本棚登録 : 92人
感想 : 7件
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- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093621762
感想・レビュー・書評
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ちょっと手が出しづらい古典も、このシリーズだととっかかりやすい。原典にあたる前のウォーミングアップに最適。堤中納言物語は、解説でも触れているように、王道から少し外してくる感じが面白い。
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現代語訳と原文に解説が付き、その名だけ知ってる古典を読んでみるのに取っ掛かり易い。主役のキャラが立つ「虫めづる姫君」がユニークで、周囲の彼女に対する反応は、現代でもほぼ同じと思われ、その分姫君の姿がリアルに伝わってくる。本書で扱われる作品全般、恋問答が繰り広げられ、艶やかな掛け合いと感じるか、退屈するか、好みが分かれると思う。