日本の古典をよむ(6) 竹取物語・伊勢物語・堤中納言物語 (日本の古典をよむ 6)

  • 小学館
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093621762

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと手が出しづらい古典も、このシリーズだととっかかりやすい。原典にあたる前のウォーミングアップに最適。堤中納言物語は、解説でも触れているように、王道から少し外してくる感じが面白い。

  • 現代語訳と原文に解説が付き、その名だけ知ってる古典を読んでみるのに取っ掛かり易い。主役のキャラが立つ「虫めづる姫君」がユニークで、周囲の彼女に対する反応は、現代でもほぼ同じと思われ、その分姫君の姿がリアルに伝わってくる。本書で扱われる作品全般、恋問答が繰り広げられ、艶やかな掛け合いと感じるか、退屈するか、好みが分かれると思う。

著者プロフィール

1931年生まれ。京都大学大学院博士課程単位取得。大阪女子大学名誉教授。主要著書『伊勢物語の研究〔資料編〕』(明治書院)、『伊勢物語の新研究』(明治書院)、『源氏物語以前』(笠間書院)など。

「2023年 『最福寺本 伊勢物語 影印と翻刻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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