日本の古典をよむ(14) 方丈記・徒然草・歎異抄 (日本の古典をよむ 14)

  • 小学館
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093621847

作品紹介・あらすじ

激動の中世を生きた鴨長明・兼好法師・親鸞が私たちに遺してくれた-人生を見つめる箴言集!原文の魅力をそのままに、あらすじと現代語訳付き原文ですらすらよめる新編集。

感想・レビュー・書評

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  • 『方丈記』のみ読みました。こんなに短いものだったのかと驚きましたが、抜粋されているかもしれないのでまた違う本も読んでみたいと思います。
    「ありにくき世」「みずから心に問う」がとくに好きです。何をしてもどう生きていこうとも心の休まるときがないという憂いの感情は、ずっとずっと昔から人々の中で育っていたのかもしれないなと思いました。筆をおいた長明がどんな晩年を迎えたのか、知りたいと思いました。何か自らを救う境地にたどり着くことができたのでしょうか。

  • 『方丈記』はなんだか身に染みる内容だった。金持ちで見栄をはってもいつか衰退して惨めになる。貧乏でも自然感を味わえる方がいいじゃないか。
    あまりにお金がないとやっていけないけど、ありあまるお金はいらないなと思った。
    8/10
    『徒然草』は現代のエッセイに近い気がする。作者の趣味趣向がうかがえる。気の合う人には良いかも。私は合わなかったなぁ。なんとなく思ってたことをことばで整理してくれて納得できる話も多かったです。
    8/15
    『歎異抄』は「南無阿弥陀仏」についての話でした。念仏を唱えることで浄土にいける。どんな人がいけるかというと、念仏を唱えまくった人がいける。他力だとか自力だとかいうはなしはよくわからなかったのでまた時間をおいて読み直したいと思います。
    8/16

  • まず全体に、現代語訳が書いてあるので読みやすい。
    徒然草は昔読んだ事があったらしく、
    かすかに覚えていたのが驚き。
    人の在り方として参考になる部分もあるかと。
    他二編は初見。
    方丈記は、内容も原文も自分好み。
    いずれ原文だけを通して読みたい。
    歎異抄は、親鸞の教えの話。
    正しく物事を伝播させるのは難しいものなのだな、と思う。

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