- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093637046
感想・レビュー・書評
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パラパラと
15年以上積読
2005年の旅で、当時の20年後2025年に持続可能な社会を目指して
途上国やらに旅した時って、否応なく自分の置かれている状況と比較してしまって恵まれているはずということを強制的に思わされるけど、
そんな状況がずっと継続しているわけじゃないし、少しばかり日本が物質的に豊かに見えても、だからといってインドの人が不幸な訳ではないし。
ただ違っているというだけ。
2005年にはサスティナブルという方向性を掲げていたのに、そこに2021年の今は迎えているのだろうか。
同じ場所で足踏みしているような状況なのだろうな。
宮崎ご兄弟の瑞々しさ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「教育」とは何かの本質を考えさせられる。我々が当たり前に理解していることは、日本にいて教育を受けたからであり、教育を受けていなければ、モノの長さを理解できないし、将来という観念も考えることすらできない。日本は将来に対して不安材料が山積みだが、これは日本人が教育を受けた証である。生きていくことが精一杯な人たちからは想像することすらできない。
2012.04.20 ソーシャル電通人で見つける。
2012.5.22読書開始。5.26読了。
<目次>
宮崎あおい&宮崎将プロフィール
旅の地図&スケジュール
Chapter1 オープンスクールの子どもたち
Chapter2 フェアトレードの村
Chapter3 耳の聞こえない人がはたらく場所
Chapter4 指にケガをした女の子
旅を終えて
お世話になったNGO
<メモ>
インドの国家予算における教育費の割合は、軍事費のおよそ20分の1(2004年)(21)
マッチ棒を使った授業をやっているんだけど、12歳の子が、黒板に描いてあるのに、同じものを作れなかったりして。(中略)草を編んでブックカバーを作ってもらうとする。ブックカバーには本が入らないとだめですよね。(中略) 数理的な組み立てとかを間なでないから、できないんだよね。(39)
都会(スラム)になんか出てこないで、村のほうがちゃんと家もあって仲間も友だちも沢山いて、幸せな気がしちゃうケドなぁ。(45)
NGOの学校に来ていた女の子たちに「夢」を描いてもらったとき(中略)お嫁さんになりたいとかお花屋さんになりたいとか、そんなことを描く子もいなかった。(中略)「将来何になろうかなぁ」と考えるよりも、いまをどう生きていくかが大変なことで、将来を夢見てドキドキしたりするコトがないのかなぁと思うと、すごく切ない。(119)
シャプラニール事務局長 坂口和隆さんのお話
海外協力というと、モノを配ったり、学校を建てたり、といったことを想像されがちです。しかし、「豊かな人々が貧しい人々を助けてあげる」という一時的な支援では相手の依存心を生むだけで、問題の根本的な解決にはつながりません。(中略)必要なのは、まず貧困や差別・抑圧の原因を理解すること。そして現地の人々が主体となって自分たちの暮らしを良くするよう努力できる環境づくりをしていくことではないでしょうか。(122)
福井崇人
レスターブラウン -
図書館
宮? -
めっちゃモヤモヤした
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んー。
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あおいちゃんの兄弟が見るインド
たった数日の滞在でも考えることがたくさんある
ストリートチルドレンにお金は与えるべきか、けがした子に手助けするのはその子のためになるのか・・・
ピースボートで知った2025プロジェクトが出てきたから、もっと知りたいって思った
ただの旅じゃない
考える旅
観光もいいけど、その土地の経済状況とか地元の人の暮らしぶりとか知るのも大事だよね
あおいちゃの素直な考えと、お兄さんやスタッフの価値観の違い。。。どれも間違ってないし正しいともいえない
そういう考えを持つことが大事
フェアトレードとか興味あるけど実際に作っている人を見るともっと愛着湧くだろうな。 -
世界にはpeaceが足りない場所がある。
そこに住む人達に自分は何ができる?
お金をあげる?
モノをあげる?
一緒に遊ぶ?
自分たちに出来ることって一体何だろう。 -
あおいちゃんが兄の将さんとインドに行った時のお話
このあいだ行ったカンボジアとめっさかぶる。
うちら外国人は本当に安全なとこにしか行かないからちとボランティアしただけでも満足する部分があると思う。
本当になんとかしたい、けどどうすればいいんだろう -
宮崎あおいさん20歳のときの旅の記録。
インドのスラムの様子。
「貧しさ」とは何か。
「幸せ」とは何か。
考えさせられた。。。
次の2は北欧の話だからさらに期待(^o^)