かだっぱり

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 11
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093637374

作品紹介・あらすじ

夢と挫折、ドラムと歌の物語

いまも輝きを放ち続けるアーティスト、稲垣潤一。2013年に出版された最初の自伝的小説『ハコバン70's』は故郷の仙台でバンド活動をしていたころを描いたものだが、今回は舞台を東京に移し、デビュー前のつらいドサ回り生活と、メジャーデビューが決まってからの、あわただしくも充実した日々を描く。
ベトナム帰りの荒くれ米兵、傷害事件が起きても、直後には何ごともなかったように日常を取り戻す新宿歌舞伎町、マネージャーによるギャラ持ち逃げ事件などドサ回り時代の悲惨な話から、メジャーデビュー後、初めて出演した「夜のヒットスタジオ」で起きた大トラブル、「ドラマティック・レイン」を作詞した秋元康との逸話、「ロング・バージョン」を生んだ湯川れい子とのエピソードなどが余すところなく描かれる。
とくに音楽業界の裏側や名曲誕生秘話などは必見!

【編集担当からのおすすめ情報】
マニアックな音楽の話や、芸能界の裏話が随所にちりばめられており、稲垣ファンならずとも引き込まれてしまいます。
とくに70年代、80年代に青春時代を過ごした方は必読!

感想・レビュー・書評

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  • 著者は、自分のやりたかった音楽でデビューしたわけではなかったのだな。最初からやらせてもらえる人はほとんどいないけど。

  • 歌が頭の中で鳴り響きます

  • 稲垣潤一さんのデビュー前のバンド時代と、デビュー当時のことを詳細に振り返られている。
    大好きなアーティストなので、感情移入して読んでしまった。

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著者プロフィール

1953年仙台市生まれ。1982年デビュー、中学時代から本格的なバンド活動をはじめる。高校卒業後、ライブハウス、ディスコ、米軍キャンプなど様々な場所でライブ活動をおこない、ドラムを叩きながらのボーカリストというスタイルで注目を浴びる。「ドラマチック・レイン」「夏のクラクション」「クリスマスキャロルの頃には」など数々のヒット曲で日本を代表するボーカリストとしての地位を確立。コンサート回数も現在は2000本を超えている。

「2013年 『ハコバン70’s』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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