- Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093791540
作品紹介・あらすじ
「損失先送り商品」「サービサー」「バルク買い」-綿密な現場取材をもとに描き出した、不良債権に群がるカネの亡者たちの凄絶な闘いと日本経済の闇。不良債権の内幕小説。
感想・レビュー・書評
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2018.08.16
う〜ん、またしても最後まで書かない•••。しかし、正義がある。他人の世界の中で生きてはならない、自分の世界の中で生きなくては!人生の後半くらい、自分のペースで生きたいものだ。寒気の厳しいさま、そう「凛烈の宙」例え何があろうと正しいこと(客観的に見て正しいと判断できる)を選択しなくてはならない! -
うーん、あまり好みじゃなかった。
お金にまつわる話は、もっと単純明快に
分かりやすくしてもらえるとありがたい。
“小説”ですからね…。 -
実は書かれていることの大部分は理解できなかったが、携わった人間がどうであったかはそりゃあ解った。言い方は極端だけど騙す方の論理。見方を変えれば大胆である意味清々しい。最後でこれからのことが正すべき方向として暈されていたけど、そうせざるを得ないよね。
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主人公は、外資系の証券会社ではたらく。
不良債権をビジネスにする人たちがあることが、
ずいぶんわかった。
お金を動かす単位が違うと、
やはり、感覚も違ってくるのだろうね。
大きな流れの中で、
自分の正義を通すことの難しさが、伝わってくる。
これまでの幸田真音のストーリーとは違っているような感じを受ける。
小説風になりすぎているというべきなのだろうか?
会話の中で、応えていくのは、深みがなくなる。
会話というのは、微妙にずれている。
その微妙なずれが、おもしろいが、
会話に応える様に展開することが、はまりすぎておもしろくない。
不良債権には、誰も責任をとるものがいない。
このことが、一番大きな問題である。
日本人が、やられすぎている。
なぜアメリカがこんなに強いのか?
大人と子供との関係みたいである。
日本は「基軸通貨」を持っていない。 -
経済音痴で普段、金融・証券ネタというだけで敬遠する私、たまたま入院中で読む本がなくなって病院の図書室で手にしたという状況でなければ一生読まなかったと思う。とても良い出会いだった。これも縁かなあ。証券業界の小難しいことがさっぱり理解できない私でも充分楽しめた。古樫のモデルはあの村上ファンドの村上氏かな、だとすると、IT企業社長としてちらっと登場する井田氏はほりえもんかな、とか想像してみたんですが、いかがでしょ??
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外資系証券会社、たぶん自分には一生縁のない世界。
その中でバリバリに働いている人達。
こういう世界、こういう生き方も世の中にはあるんだなぁって思った。
ついでに不良債権とか経済の知識も増えた気もする。
自分としては、人間の心理とかストーリーがもう少し深いといいなぁと感じた。 -
うーんちょっとステレオタイプすぎな人物設定&ストーリー展開。不良債権ネタってさいきん聞かなくなっちゃったしねぇ。