- Amazon.co.jp ・本 (437ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093791557
感想・レビュー・書評
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年金基金の話なのだが、状況説明だけで終わってしまった感じ。消化不良
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厚生年金の代行返上をテーマにした小説。
大手信託銀行で働く主人公 河野を中心に、厚生年金基金、証券会社と様々な立場から見た『代行返上』の問題点が画かれている。
難しいテーマだと思うが、とても理解しやすく書かれており、その当時自分が全く気付かなかった問題点、そしてこれから注目していかなければならない事がすんなりと入ってくる1冊でした。 -
内容:大手信託銀行で、年金基金や運営のコンサルタントに携わる河野が主人公。バブル崩壊以来の金融市場低迷で、大企業の代行返上が始まっている。その具体的内容と一般サラリーマンが手にする企業年金への影響はどういうところに現れるのかを物語として展開していく。―河野は代行返上による市場への売り圧力を緩和するスキーム作成に着手するが、そこには外資系ヘッジファンドの狡猾なスキームが立ちはだかる。一方では、代行返上に向けて年金基金で地道に働く人々が…。取材先は、厚生労働省、信託銀行の年金運用部、企業の年金担当者など多岐に渡り、理解しにくい代行返上制度を極力分かりやすく解説しながら物語を展開する手法を取っている。
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厚生年金基金の解散に伴う経済の問題を
取り上げた意欲作、といったところか。
今騒がれている年金の問題がこの時点で
徐々に露呈していたんだな、ということ
がわかる。
経済についてもなんだかわかったような
気にはなれた。やや難解。 -
これはハードカバーで読みました。企業年金について書かれています。年金については昔勉強していたので少々詳しいです。でも企業年金は範囲外・・・。こういう小説は評価が難しいのですが、飽きずに読むことができました。
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小説のような?小説でないような?現代の年金問題を含ましておもしろかった。