模倣犯〈上〉

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著者 : 宮部みゆき
  • 小学館 (2001年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (721ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093792646

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模倣犯〈上〉の感想・レビュー・書評

  • 劇場型犯罪。
    犯人の自己顕示欲が強く、読んでる側は犯人ってわかっているのに
    犯人の傍若無人な態度にいらいら、憤りを感じ、早く捕まえて!と
    思わずにはいられない。そんなんで、どんどん読みたくなる物語。

  • きつい。
    思ったより進まなかったのは、残虐事件の本好きな私でもきつい内容だったからなのか。

    結末が気になるので下巻も読みたいが、今すぐは手が出ない。

    貸出中にホッとした自分がいた。

  • 気の悪い登場人物ばかりで、どんな本よりも気持ちが重たくなります。樋口めぐみが相当キツいですね。あれは…どうやったらああいう子にキャラクター設定できたのか教えてほしいくらい。もちろん他にもオカシイ人達がたくさん出てきますが、殺された人の苦しみや断末魔の叫びでさえ同情できない程のひどい描写っぷりに、ほとほとうんざり。唯一の救いは有馬義男の矍鑠ぶりと、石井良江の人間らしい怒りと恨みでしょうか。途中出てこなくなった慈子や、どう絡んでくるのか分からないけどキーパーソン的な真一の存在も気になります。

  • 上下巻あわせて、合計約1400ページありますが、これはそんだけ価値があると思います。

  • 再読。

    久々に重たいのが読みたくなりまして。秋だからかなぁ、、

    連続殺人犯たちの物語

  •  
    読んだのは中学生の頃。

    長い上に、1ページ上下に段分けされていて、当時の私にはキツかった。

    よく覚えていないけれど、真一くんと滋子さん好きでした。

    上巻は事件がばら撒かれて終了した気がする。下巻で、ピース達側の描写に移った時、殺害シーンのリアルさに感心していた。

    夏場の暑いロッジでの風景が思い浮かべやすく、女性作家特有の容赦ない残酷な表現の仕方が、とても分かりやすく、衝撃的だった。

    衝撃的だったくせに詳細を覚えていない。

    下巻は止まる事無く、スラスラ読めて、佳境では寝ることも出来ずに徹夜で読んだ。

    読み終え、朝が来て、さあ寝ようという時に、「今日デパート行くから」と言われた時の絶望感。

  • 宮部さんの書く文章は、難しい言葉があまり出てこないのでとても読みやすい。
    一気にぐいぐいと読ませられるのだが、あまりもの長編なのでさすがに疲れてくる。
    とくに単行本の分厚さは重くて持っているのがしんどい。
    持ち運んで読む人には文庫本をおすすめしたい。

    内容については、犯人の思考に胸が悪くなる。
    男って、女って、こんな馬鹿なのか。
    人間ってこんな思考を持っているのか。
    なんだか信じられなくなっていく。
    顔やスタイルが良いって得なことばかりじゃないのだな。

  • 面白かったけど、長すぎでした。
    第一部まではちゃんと読んでたけど、第二部からは流し読んだ。
    犯人側の叙述が冗長すぎる気がした。
    でも、それでも面白かったし、止まらないし、考えさせられるのはやはり宮部みゆき。

  • 上下巻。長い。『理由』と同様相変わらずの枝葉の多さで途中だれてくる。けれど、それを乗り越えて読み切ってよかった。

  • 伏線と心理描写がスゴイ。
    映画は本と別物と考えたほうがいい。

  • 面白かったです!!
    映画の模倣犯は当時観て、好きだったので
    今更だけど原作読んでみようと読んだら・・・面白い!!!
    原作を読んで改めて模倣犯を見たら全然違う!と思いました(笑)
    映画は別物と考えて見たほうが楽しめますね(^^;)

    かなり集中して一気に読んで、読み終わった時「あ〜終わっちゃった・・」と寂しくなりました。

    2001年に発行された本ですが2007年に続編【楽園】が出版されました。絶対読みます!

  • なぜ【模倣犯】なのか?最後の最後でやっと答えが判った。
    それが、それこそが、その言葉こそが 真犯人の鎧の裂け目だった。
    なんと象徴的なタイトルだろう。

    とてもフィクションとは思えない 細部まで練り上げられた人物像。
    けれど それとは裏腹に フィクションだと思えばこそ向き合える数々の場面。

    どの登場人物もが それぞれに重要な役割を成し、なくてはならない人物として描かれている。
    その時文章に登場していなくても どこかで確実に生きて(死んでいる場合もあるが)いることを疑わせないのだ。
    著者の 人は どんな人もその人であるというそれだけで重要なのだ という思いを見る気がする。

    そして 被害者の一人 古川鞠子の祖父 有馬義男。この物語の中で 彼の果たす役割はとても大きい。
    彼がいなければ 真犯人の書くシナリオは 少なからず違ったものになっただろう。
    著者が 最後に彼に真犯人に向けてこう語らせたのも その存在の大きさ故ではなかっただろうか。
    私の胸に じんじんと沁み入ってきたように 真犯人の胸にも沁みただろうか。沁みて欲しい。

    ――「〜〜〜。本当のことっていうのはな、XX。
    ―― あんたがどんなに遠くまで捨てにいっても、
    ―― 必ずちゃんと帰り道を見つけて、
    ―― あんたのところに帰ってくるものなんだよ」

  • 2011.11.20
    速読のあたしが全然読み終わらないーー!!!

    2011.年末読了
    ひとりひとりの人生がある日出会うことが、
    悲劇を生むこともあれば勇気をうむこともある。
    両方とも「強くひきあう」ことに変わりはないのだけれど。

  • 長編ミステリー小説。公園のゴミ箱から女性の腕が発見され、世間を震撼させる劇場型女性連続殺人事件が幕を開ける。
    上巻の時点ですでに犯人は分かっているが、これから先が予想がつかない。たくさんの登場人物がどう関係していくのかも気になるところ。
    犯人のクズさに耐えられなくなってきたので、そろそろ何か救いがほしい。

  • <上>
    「犯人もまた、社会の犠牲者だと。それに反論する声は、小さくてか細くてかき消されてしまう。この世に満ち溢れているのは、みんな犠牲者ばっかりだ。...それならば、本当に闘うべき『敵』は、いったいどこにいるのだろう?」
    「皆、無意識のうちに知っている。宣伝こそが善悪を決め、正邪を決め、神と悪魔を分けるのだ。と。法や道徳規範は、その外側でうろちょろするしかない。」
    「大いなる幕開けに、空気までが甘かった。」
    「素晴らしい星空だった。夜の底に無数の小さな穴があいて、そこから光がシャワーのように降り注いでいるかのように見えた。」
    「よくない考えは、抱かないに越したことはない。よくない予想をするということは、その予想い向かって呼びかけるということだ。その結果、それまでは彼女の存在に気づいていなかった『よくない出来事』が、彼女の方に寄ってきてしまう。」

    <下>
    「人は皆、自分の目に見えているものは、他人にも同じように見えているはずだと思う。いや、意識して『思う』どころか、そういうものだと決めてかかり、あらためてそれについて考えてみることさえしていない。」
    「本当のことは、どんなに遠くへ捨てられても、いつかは必ず帰り道を見つけて帰ってくるものだから。」

  • ドラマを見ました。坂口健太郎くんがピース。笑顔が笑顔に見えない…いいキャスティングだった。

  • 登場人物の人物像と背景が細かく描写されていて、物語の中に入り込んでいるみたいになる。
    とにかく長くて、読み進めるのが一苦労だが、面白い。

  • スペシャルドラマと映画を見て、興味を持ったので読んだ。一人一人の焦点の当て方、主観性が細かく、嫌な感情も自分の中にありそうに描かれていた。ピースとヒロミの関係は、ドラマより映画に近いのかなと感じた。全てがピースの計画通りではない、完璧人間ではないという印象が原作ではより感じられた。

  • 再再読(くらいかな?)。日本でドラマ化されると知り(とはいえ、時間差でしか見られないのですが)、読みたくなりました。海外暮らしを始めた年に、仕事の行き帰りの地下鉄の中、休み時間などちょっとした時間でも本を広げていた記憶があります。宮部さん作品が初めてだったのと、ストーリーの面白さにひきつけられました。あらすじは覚えていても、再読するたびに登場人物の様々な感情の膨らませかたに魅せられます。下巻に続きます。

  • 2016.7.19 読了


    今さらですが、どんな話か
    全く知りません。

    今さらですが、読み始めました。

    長い!! けど、面白い~
    続きが かなり気になります!!

  • この作品で宮部みゆきを読まなくなった。あまりに殺伐としていて著者のイメージが吹き飛んだ。

  • 2016.4.5 再読
    模倣犯。これほど濃厚で読み応えのある本はなかなかない。
    犯人、被害者、遺族、様々な立場の心理描写が緻密。とてもひとりの人間が書いたとは思えない。
    宮部さんの特徴でもあるけど、視点がサクサク変わっても全然違和感がなく読み進められる。
    他の作家だと、ん?という言い回しや、この書き方はなんだかおかしい、雑、と感じることも多いけれど、全くない。

  • 有名な作品
    2001年の作品なので世界観は少し古いが、その時代の事件なんだと思えば違和感はない
    犯人視点もあるので、ミステリーというより取り巻く世界観を描いている

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模倣犯〈上〉の作品紹介

公園のゴミ箱から発見された女性の右腕。それは「人間狩り」という快楽に憑かれた犯人からの宣戦布告だった。直木賞受賞作『理由』以来三年ぶりの現代ミステリー。

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