カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 世界経済編
- 小学館 (2003年1月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093793056
感想・レビュー・書評
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■書名
書名:カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本
世界経済編
著者:細野 真宏
■概要
「経済がわかるシリーズ」の『日本経済編』、『銀行・郵貯・生命
保険編』に続く待望の新作。
2002年2月1日号より『週刊ポスト』にて連載された、
『カリスマ受験講師・細野真宏の世界経済のニュースがよくわかる
講義』をまとめた世界経済の決定版入門書。
■感想
このわかりやすさは凄いです。
世界の経済の関わり、経済の流れを、非常に分かりやすく説明して
います。
また、経済用語や基礎を学ぶ教科書としては、かなり分かりやすい本
だと思います。
恐らく込み入っている部分があるであろう部分は、しっかり、注意
書きをしています。
(この部分でいくつかすっきりしない部分もありますが、)
内容としては、ヘッジファンドの雄、ジョージ・ソロスが一躍名を
馳せたイギリスのポンド危機から、最強のヘッジファンド・LTCMの
崩壊、アルゼンチン経済危機までを説明しています。
本当に入門者向けに書かれた参考書だと感じます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界経済について戦後からの流れで詳しく説明
非常にわかりやすく書かれており、ためになった。
・メモなし -
ポンド危機とかアジア通貨危機 海のむこうで起きていたことがよくわかった。マネーゲーム恐るべし。
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ビジネス本入門の大鉄板。
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2008年04月28日 00:38記載:
初学者にはわかりやすくてとてもいい本だと思います。
とりわけ世界史未履修の僕には笑
やはり難しい内容をいかに簡単に伝えることができるかが良い教科書の一つの指標だと思うので。そういった意味でこの著者の本は好きです。
普段経済の知識を特に必要としないとしても、一般教養として役に立つと思います、たぶん。 -
中学生くらいの頃に読んで、内容を全部を覚えた訳じゃないけど、ニュースや新聞を読む上で困ることが無い程度にレベルアップ〓
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細野先生、世界経済編。
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少々前の内容の本ではあるが、経済の流れの基本がよくわかる。
とにかく論理的で一つ一つの事象の因果関係が詳細に説明されている。
これはお薦めできる本。
◆基軸通貨 キーカレンシー
◆世界銀行 日本の戦後 東名高速や新幹線の金借りた
◆世界のお金の流れの9割以上がマネー経済
◆約束した日に約束した価格で売買する先物取引 目的はリスクヘッジ
◆約束した日に約束した価格で売買する権利を売買するオプション取引
◆先物、オプション、スワップ等をデリバティブ
◆コールオプション 買うことができる権利
◆プットオプション 売りつけることができる権利
◆ポンド危機とブラックウェンズデー 1992年英がジョージソロスらによるポンドの空売りによりポンドの切り下げを断行(EMS脱退)←1992年9月16日水曜日だったので暗黒の水曜日と
◆インフレ・ターゲット 物価上昇率の目標を発表
◆ドルペッグ制 ドルに対する固定相場
◆ロシアハイパーインフレ 一年で物価が26倍→デノミネーション(通貨単位の切り下げ)
◆LTCM マイロン・ショールズ ロバート・マートン←ノーベル賞