逆説の日本史〈8〉中世混沌編 室町文化と一揆の謎

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著者 : 井沢元彦
  • 小学館 (2000年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (419ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093794190

逆説の日本史〈8〉中世混沌編 室町文化と一揆の謎の感想・レビュー・書評

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  • 室町時代中期以降、能や禅などの文化が開花した以外は、為政者の能力不足や権力闘争を原因とした、応仁の乱や一揆など戦乱に耐えなかった、中世暗黒時代は日本にもあったのだと感じざるを得ない。一番生きていたくない灰色の時代のような気がした。

  • 7巻に続き,室町時代を読み解く。
    今回は,少し宗教について掘り下げつつ,日本史を見つめなおす。
    また,一揆についても,加賀の一揆と後の百姓一揆とは前者は宗教的性質を帯びているなど,同じ一揆でも意味合いが違うことなどを説明する。
    その他,能が今日,日本芸術として残っているのは,観阿弥・世阿弥親子と足利義満の繋がりが非常に濃かったことなどによるものなど,新たな発見があったのと,信長が桶狭間の戦い前夜に舞った事で有名な”人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢幻のごとくなり 一度生を享け、滅せぬもののあるべきか”と言うのは,幸若舞のの演目のひとつ敦盛の一節だった。敦盛は知ってのごとく,平敦盛のことで,源氏方の熊谷次郎直実が齢16歳の平敦盛をやむなく討ち取った事が原因で出家した事を詠んだものである。

  • 室町って…思ってた以上に死人や血の争いが多くてびっくり。税を搾り取られたり、下の人間は本当に恐ろしい時代だったんじゃないかなと。怖いな~。でも文化の源流としての時代もある面が、とても興味深かったです。将棋、やったことないけどちょっとやってみたくなりました。

  • 前回のレビューでも書いたかも知れないが、室町というのは「勉強」していた当時はなんとなく実体のつかみにくいもので覚えにくかった。

    だが、こうして今、興味本位で「読んで」見ると、その理由がよくわかる。
    カンブリア紀的と言っては大げさかもしれないが、実に様々な秩序が生まれ、価値が入れ替わり、芸術の元が生まれた。

    まさに「混沌」。

    政治の歴史も面白かったが、第4章の室町文化についてがとても興味深かった。

  • 足利家も義政の時代になって衰退してしまったのだそうで・・・。
    ここから戦乱の世の中になっていってしまうわけですな。

    室町文化のお話もなかなか興味深いものでした。

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