謝罪の時代: 昼寝するお化け 第八集

著者 : 曽野綾子

• 小学館 (2008年11月14日発売)

感想・レビュー・書評

[bqdqp016さんの感想 · 2018年12月8日]

１話５ページのエッセイ集。肩を張らすことなく気楽に読めた。政府に対して、あるいは世論に対して、威張ることなくトゲのある絶妙な皮肉を言っているところが何とも言えず楽しい。週刊誌は読まないので、こういった週刊誌のエッセイを集めた本は有り難い。

著者プロフィール

1931年、東京に生まれる。作家。53年、三浦朱門氏と結婚。54年、聖心女子大学英文科卒。同年に「遠来の客たち」で文壇デビュー。主な著作に『誰のために愛するか』『無名碑』『神の汚れた手』『時の止まった赤ん坊』『砂漠、この神の土地』『夜明けの新聞の匂い』『天上の青』『夢に殉ず』『狂王ヘロデ』『哀歌』など多数。79年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。93年、日本芸術院・恩賜賞受賞。95年12月から2005年6月まで日本財団会長。

「2023年 『新装・改訂　一人暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」