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- Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093796309
感想・レビュー・書評
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薩摩を幕末の雄に押し上げた改革をし、財政再建、軍制改革、西郷や大久保などの若者下級武士のと用などに貢献した、調所笑左衛門が主人公の小説。地味だが面白かった。しかし幕府と藩内の政治的な権謀術数や、贋金づくり、サトウキビ栽培の農家の悲惨さなど、暗い面が多くあまりさわやかな話では無かった。ゆえに星三つ。
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広郷の島津重豪への忠義の話。
重豪亡き後もその忠義(約束)を全うするため、傍から見れば、極悪非道な改革を推し進める。
悲しいのはラスト。