- Amazon.co.jp ・本 (401ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093796606
作品紹介・あらすじ
「破壊王」信長がニッポンを変えた!
シリーズ220万部を突破した歴史ノンフィクションの第10巻。 本書では、織田信長に関する歴史学界の定説を覆します。 残虐で合理主義的な無神論者とされてきたが、実は政治方針を初めて世論に問うた、民主的で極めて寛容な政治家だったと論じ、新たなる「信長論」を構築します。 そして、「比叡山焼き討ち」「一向一揆大虐殺」は宗教弾圧ではない、安土城は政治理念を具現化した「神殿」だ、秀吉の「大阪城」「朝鮮出兵」は信長の構想、「生き神」となって天皇家を“消去”しようとした等、信長の虚像を論破し、日本史上最大の謎とされる本能寺の変の真相にも迫ります。 旧体制を徹底的に滅ぼし、新しい世界を生み出した「破壊王」信長は、構造改革の進まない日本のあるべき姿を照射し、日本人の生き方の指針となります。
感想・レビュー・書評
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信長のイメージが大きく変わりました。
学校の教科書や世間の常識では、暴君扱いの信長ですが、荒れる戦国の世で、もっともスジが通った立ち回りをし、誰もが思い付かない未来へのビジョンがあったのだと感じます。
シリーズ中この1冊だけでも1読の価値あり。
しかし、著者の「信長好き」フィルターが大分反映されているだろうなと予想。
反信長方のご意見も詳しく知りたくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2019年3月7日、津BF
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信長の残虐性の指摘に対して、戦国時代の常識から考察し解説している点に納得させられた。
今日も過去の事象に対して現在の視点で論ずる事が多く見受けられるが、時代背景等様々の点を考慮しなければ軽々しく論ずべきではないと思った。 -
織田信長の真実、いろいろと知ることができておもしろかったです。
信長の宗教に対する態度なども興味深いものがありました。 -
図書館で借りた。
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教科書とは違う、日本史の見方。