なぎさの媚薬 2

著者 :
  • 小学館
3.35
  • (4)
  • (21)
  • (35)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 110
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093796927

作品紹介・あらすじ

今度こそ、あなたを救い出してみせる。過去に戻れることができるなら。もう一度すべてをやりなおすことができるなら。ぼくは、あの夜のあなたを、抱きたい。不思議な娼婦・なぎさが男たちに見せる、一夜の夢-。待望のシリーズ第2巻。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 圭の青春が良かった。圭が故郷に戻り兄さん夫婦と再会するところは、感動したけど、「今夜見せたいものがある」と言われて見たものは…。
    でもエロいシーンも生活していくなかでは、自然の摂理なんだよなぁ。

  • 相当エロですが、せつない。
    さすが。

  • 重松さんなのに、官能小説かと思ったら、すっごく面白くて一気読み。
    流星ワゴンのように、昔に戻って、後悔のあるあの時をやり直す。
    うんうん。
    真面目な小説なら、朝チュンで終わっちゃうところを、しっかりとそういう描写をして話に厚みが増し、のめり込める。
    他の巻も読みたくなりました。

  • ①/⑤

    なぎさによって過去へ誘われた二人が見た、甘く切ない夢とはー。

  • 過去にタイムトラベルして現実を変えようとするパターンは重松作品に時々出てきますが今回はその18禁Ver.です(笑)

    メインテーマは悪くはないのですが、なぜSEXをここまで全面に押し出すのかちょっと理解不能。
    いろいろ書いてると題材に困るとこんなところにまでたどり着いてしまうのか?と言いたいくらいです(笑)
    全てのトリガーをSEXにしてすみからすみまでエロエロにしちゃってどうするの重松センセイw

  • 青春時代がなぎさを抱いた後に戻れるなんて・・・
     なんと素晴らしいことだろうか。 
    こんな事が現実にあればもどりたいなぁ~

  • ■ 1147.
    <読破期間>
    H23/5/18~H23/5/21

  • ■重松清さんの全作品を感想文にしてブログで挑戦中です。
    重松清ファン必見!
    http://wwjdkan01.blog68.fc2.com/

  • <内容>今度こそ、あなたを救い出してみせる。過去に戻れることができるなら。もう一度すべてをやりなおすことができるなら。ぼくは、あの夜のあなたを、抱きたい。不思議な娼婦・なぎさが男たちに見せる、一夜の夢―。待望のシリーズ第2巻。

  • この著者のものの表現のうまさは、本当にすごいと思う。一種の官能小説のようでもあり、でもそれだけではけっしてなく、前回の1作目よりさらに内容がよかった気がする。誰でも少なからず過去を背負いながら生きていると思うが、この物語で出てくる人たちは、中でも重い過去を持っていて、このような話が書けるなんてすごいと思う。特に、2番目の圭の青春では、最後はかなり泣いてしまった。
    ほんの少しのことがきっかけになって、人生が好転したり、逆に転げ落ちたりするんだろうと思うが、やっぱり後悔のないように生きていけたらと強く思わせてくれる。いろいろな面を持った本で、私はすごく面白いと思った。もっと読んでいたい気持ちになる。

全21件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

重松清の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×