太陽の村

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著者 : 朱川湊人
  • 小学館 (2010年1月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093797535

太陽の村の感想・レビュー・書評

  • こころの中のツッコミがほぼ同世代か。

  • 父親の定年祝の旅行でハワイに行った帰り、飛行機事故に遭遇した主人公が、昔の日本へタイムトラベル?

    大昔の日本なのか、未来の日本なのか、たどり着いた不思議な村は、出会う人や、建物が微妙に現代社会にあった何かに似ていて・・・謎です。

    ラストは、へーって感じです。さらっと読みました。

  • まるでアマちゃんみたいな小ネタ、プチツッコミ満載。
    だけど、テーマはなかなかに重いと思う。
    ネトゲ廃人予備軍に読んでもらいたいかも。

    このまま行ったら、日本は滅びるという村長の危惧は、
    この本が書かれた時期から数年たった今でも変わらない。

    ここまで極端でなくても、社会にちゃんと出られない若者、
    &元若者に生きる力をつける場所は必要かもしれない。

  • うーん、桃太郎が望んだままに育ったとして真実を知ったときどうするんだろう。彼らは、桃太郎が納得すると思ってるのかな。

    あの頃はよかった、なんて年寄りはよく言うけど、それには思い出フィルターかかってるからね。こんな世の中つくったのは、あんたたちなんだからね。
    結局、前に進んでいくしかないんだよ。なかった頃にはもう戻れないんだからさ。

  • この作者の作品は基本的に好きなわけですが、
    今回はちょっとさすがに、全面的には支持できません。

    ま、主人公の変化の様子とかは面白くもあるんですが、
    オチがね。どうもね。そんなんかね。

    ま、期待しすぎちゃったかな。

  • ハワイ帰りの飛行機事故。目が覚めるとそこはド田舎の村。電気・カガス・水道なし。ダメダメなフリーター龍馬。どうする?物語はタイムスリップした龍馬が村長や桃太郎などに影響され、スリリングに進んで行く。どんどん物語に引き込まれてすごく面白い。

    ただ、最後の種明かしが微妙な感じ。結局、現代だったんだ・・・みたいな感じで残念。家族にも会えないし・・・やっぱり残念!

  • 関係ないが、
    俺の拳は何となく
    クリームパンに似ている。

  • 最初から怪しげで夢落ちかなーとか実は植物人間状態なのかと延々歌画ってたわけですが・・・ハッピーエンドなのかな。半ヒキのデブだったのに、可愛い彼女まで出来て幸せになったんだから。マジメなおとうちゃんは可哀想だなと思った。

  • コミカルでとにかく笑えるのがベースにあるのに、訴えてるテーマが思いの外シリアスでした。その絶妙な重なり具合が読んでて楽しかったです

  • たぶん舞台設定はこうなんだろうなぁとは思いながら読んでたんですが…ちょっと動機が重い感じですね。それに、もうちょっと少しずつ謎を明らかにして欲しかった気もします。でもエンタメ小説としては結構笑えるんじゃないかと…ヲタク的ツッコミはほんと可笑しいです^^ ていうか、ほんとにコレ朱川湊人作品ですかっ!?

  • 最近某ドラマを見ていたせいか、まんまとだまされてしまった派。

    しかし細かなアニメの台詞の引用とか、オタクワードに笑ってしまった。
    楽しく読めました。

    しかし最後がちょっとあっけなさすぎたかなぁ。

  • おもしろかったです。

    ラスト意外でした。

  • これ・・・キタッー(笑)


    爆笑でハマりました。。。

    う~ん自分は結構この人と同じような言い回しすることが多いなぁって思うのも一つかもしれないけど、腹が痛くなるほど笑いました。

    こんな小説は自分もいつか書いてみたいなぁ・・・書けるようなネタはたくさん実社会においてあるからなぁ(笑)


    帯に書いているように直木賞作家の『乱心作』だと思いました(笑)


    しかしラストは本当にとんでもない展開になるんでそこには本当に驚かされました!!!


    ギスギスした生活に潤いやゆるみを与える一冊です♪

  • 面白かった。
    あまりにこの作者の作風と違うことからして、作者がモデルなんじゃないかと疑ってしまった。
    多少はオタク…というか、2chをかじって(?)ないと、テンポや独特の言い回しに共感を持てず置いてけぼり気分になるかもしれない。
    後半の流星丸さんのウザさは最強。素敵すぎるウザさ。
    でもそのウザさはちゃんと(作者的に)計算された「近代的な」ウザさだったのかなと思う。

    ライトさがおもしろいのだけれど、もう一歩、踏み込んだラストだったらもっとよかったのにと思う。
    ネタばれ後にすっごくダークなオチがあるとか。。。
    なーんだ、で終わっちゃったのが少しもったいない。
    飛行機事故も主人公だけが何で生き残れたか納得いかないし。

    主人公が両親に対して、ハワイ(家族旅行)でもっと楽しくすればよかったって思うよう成長したところがちょっとウルウルっとした。
    私も両親を大事にしよう、って、もうそう思う歳なのだなァ、、、。

  • サラッと読めて後には何も残らないけど、娯楽系の本として面白かったです
    こういう本は細部にこだわらずに流したほうがいいね

  • デブでニートで引きこもりのゲームヲタクの坂木龍馬。
    父親の退職祝いにと、家族で(嫌々)行ったハワイ旅行の帰りに飛行機が墜落してしまう。
    目が覚めるとそこは…。
    時は宝命十九年。海に面した貧しい村人たちは、流れ着いた巨体
    の坂木を“海坊主”と恐れる。
    戸惑いながらも村長の下で暮らすうちに、少しづつ人との係わりや汗水たらして働くことの喜びに目覚め、過去の引きこもりだった自分と決別してゆく再生の物語。を、コミカルに描いた読みやすい物語。
    桃太郎。寝太郎。金太郎。太陽の塔。超次元戦士ハイパーマン。
    シンデレラ城。忍者。神隠し…。
    結局、ココは何処?時代は?家族は?
    村の地頭に追われ、飛行機事故で奇跡的に助かったのに、また命の危機にさらされながらも、疑問だらけの日々の謎が遂に解き明かされる。
    その時、坂木龍馬は何を思うのだろう。
    若干、無理があるような気もするけれど…ま、物語なのでよしってことで…。

    途中から「あれ?万城目学っぽくね?」と思った朱川湊人さんにしては、コミカルな作品でした。

  • ハワイ帰りの飛行機事故。目が覚めると、そこはド田舎の村。電気・ガス・水道なし。金太郎、桃太郎に仮面の男。田おこし、年貢、人身御供に仇討ち!?本当にどうする俺?フリーターが遭遇した究極の問い。著者新境地のノンストップ・エンタテインメント(「BOOK」データベースより)

    ガンダムネタやら2ちゃんネタやら古今東西のタイムスリップものネタ(ドラえもん・時駆け・ターミネーターなどなど)やら、その他色々なネタが満載でつっこみ所がいっぱいでした。
    酒見賢一さんの「泣き虫弱虫諸葛孔明」みたいな感じで面白かった~。
    朱川さん、ホラーじゃない話もいけるかも。
    ただラストあたりの怒涛のネタあかしは、急ぎすぎな感じを受けました。
    最後の選択が曖昧なのも、ありきたりだしな~。
    ラストがもっときっちり決まっていれば、文句なしの作品でした。

  •  現在? 過去? 未来? さてさて、ここは?読み始めたときは正直「しまった!」と思った。嫌いなオチャラケ系のコメディ小説だと思ったからだ。父親の退職記念に家族で行ったハワイ旅行。帰りの飛行機が墜落!? 九死に一生を得た主人公はとある島の浜に打ち上げられていた。ここはどこ? 村はまるで黒澤映画「七人の侍」の世界のよう。読み始めこそ嫌いなタイプの小説と思ったが、このシチュエーションの謎を推理しながら読みすすめていったら徐々にはまってきた。そんなに悪くないかも。ここは、ひょっとしたら「ヒキコモリ矯正施設」? あるいは「減量施設」? 親が契約して、本人にはそれとはわからないような仕組みになっていて、そんな施設に送り込まれたのか?それとも「夢」? パソコンのゲームサイトに催眠効果が隠されていて、こんな夢を見せられてる?う〜ん、それともタイムスリップ? 過去未来?そんなことを考えながら読んでいたら、わりと面白かった。すると、そんな映画があったことまで思い出した。主人公が「猿の惑星」を思い浮かべたが、私もまず最初に「猿の惑星」のパターンを疑った。だから、未来に来ちゃったのかもしれないなぁと。でも、シュワルツネッガー主演の「トータル・リコール」みたいなパターンもあるかも。結局「夢」だったっていうオチ。現在なんだけど、すべてが意図的に作られたものだったという話もあったなぁ。ジム・キャリー主演の「トゥルーマン・ショー」とか、M・ナイト・シャマラン監督の「ヴィレッジ」とか。さて本書『太陽の村』はどのパターンでしょう?もちろん、朱川さん独自の斬新なアレンジが加えられている新しい物語だろうけれど。オタク知識やおふざけギャグがうるさくもあったが、なんだかんだいいながらもラストまで楽しんでしまった。残念だったのは村の描き方。浅いよ。もっと細かく書かれていれば良かったんだけど。着物作り、魚の干物作りやロウソク作りとか、生活用品を村人たちがどうやって作っているのか、子供たちの通う学校はないのか、なんてことが気になった。ラストシーン。このままこの村で暮らすか? あるいは元の世界に帰るか?主人公はどちらを選んだのか?「○○ならば誰だって」とあるが……私は□□ほうに一票。

  • 戸梶圭太をマイルドにした感じ…。

  • デブひきニートが文明の発達していない世界に行ったら・・・という設定は面白かったが、最後が駆け足になっていて自分としては物足りなかった。

  • 読み終えて、朱川湊人ではない人の作品だと思って読んでいた事に気づく。後半のドタバタの文章を半分くらいに凝縮していただけば題材としては非常にシニカルで逆に新鮮。ものすごく伸び伸びと書いてる気がするんだけど、朱川さんってこういう人?

  • 主人公はオタク&ニート&巨体の坂木龍馬。
    家族ハワイ旅行からの帰路で飛行機にトラブル。
    意識を取り戻した龍馬が見たのは、昔々の日本のような景色だった。

    これって朱川さん??って表紙を確認しちゃう位異色作。
    ちょっとたたみ方が荒かったかなぁ。

    【図書館・初読・9/18読了】

  • オタクで引きこもり気味な主人公。家族旅行帰りの飛行機が事故にあい、気づけばホウメイという過去?の日本にタイムスリップしたことが分かるが。。

    主人公が環境に慣れ、徐々に成長していくところは良い。主人公視点で話しが進められていくが、軽い文章も嫌味がなくて読みやすい。
    最後の主人公の選択のあっけなさがマイナス。成長したのなら、それなりに残務整理してほしいような。

  • ともかくパロディーだらけの小説。
    しかもそのパロディーが、作者と同じ世代でなければ
    にやっとできないような、、、。

    ハワイへの家族旅行の帰りに、飛行機事故で
    海岸に打ち上げられた、オタクな青年。
    ゲームに没頭し、肥満だった青年は、
    海坊主と間違えられる。
    やっと、誤解は解けたものの、
    ここがどこなのか、いつの時代かもわからない。
    しかも歴史上の人物ををパロった人間の集まりだった。
    好みが分かれるところだけど、ワタシは好きです!

  • わくらば日記や他の作品とは趣の異なる作品。
    現代の若者がタイムスリップしたかのような過去の日本に突然放り出されるのだが、果たしてタイプスリップなのか、また現代に戻ることはできるのか。という展開のストーリー。

    オチは途中で気づいてしまうかもしれないが、現代社会へのメッセージが込められていると思われるラスト。

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太陽の村の作品紹介

ハワイ帰りの飛行機事故。目が覚めると、そこはド田舎の村。電気・ガス・水道なし。金太郎、桃太郎に仮面の男。田おこし、年貢、人身御供に仇討ち!?本当にどうする俺?フリーターが遭遇した究極の問い。著者新境地のノンストップ・エンタテインメント。

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