ビジュアル版 逆説の日本史1 古代編 上

著者 :
  • 小学館
3.49
  • (6)
  • (11)
  • (15)
  • (0)
  • (3)
本棚登録 : 113
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (82ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093797931

作品紹介・あらすじ

邪馬台国と女王・卑弥呼の謎を解明。古代史最大のミステリー!女王・卑弥呼の正体と奈良・箸墓古墳の謎を解読。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 色々考えさせられるが確かに学説を素人が疑ってみるということは必要なのかもしれない。

  • ☆彡主に邪馬台国について筆者の持論

    〈概要〉
    ・邪馬台国はここにある
    ・女王・卑弥呼と天照大神の正体
    ・「魏志倭人伝」が記す倭の女王・卑弥呼の正体は天照大神である
    ・「卑弥呼=天照大神」説を裏付ける二四八年の皆既日食と天岩戸伝説
    ・天皇家の宗廟・宇佐神宮に隠された「比売大神」=アマテラスの謎を解く
    ・「一夫多妻」「入れ墨」「手食」「酒好き」「魏志倭人伝」が記す邪馬台国の生活
    ・梁時代の『職貢図巻』に残された現存する最古の「倭国人」の風体
    ・大和による統一王朝成立前に栄えた吉備・丹後の「王国」はなぜ滅びたか
    ・出雲大社に祀られた大国主命と怨霊信仰

  • 文庫版に記載された内容の写真や図による補足。分かりやすい。

  • 卑弥呼の没したとされる近辺に、247年3月24日と248年9月5日の2回、北部九州で皆既日食がおきた可能性があることが天文学上の計算より明らかになっており(大和でも日食は観測されたが北九州ほどはっきりとは見られなかったとされる)、記紀神話に見る天岩戸にアマテラスが隠れたという記事(岩戸隠れ)に相当するのではないかという見解がある。Wikipediaより

  • 2012年4月
    日本史の欠陥を紐解いて推理

    史料ありきの考えではない神話の紐解きは、ハッとさせられる。

    卑弥呼とアマテラス、日食と天の岩戸籠り
    神功皇后、応神天皇のラインからくる第2期天皇家系。
    宮内庁の官僚体質による隠蔽。

    宇佐と伊勢の関係
    四拍手の意味
    日本人のわを重んじる心

    温故知新を改めて考える

  • http://sgk.me/gki9Qr 見て楽しく学べるオールカラーの「ビジュアル版 逆説の日本史」です。
    ビジュアル版シリーズでは、単行本「逆説シリーズ」をより一層楽しむための「サブテキスト」として、
    カラー写真、カラーイラスト、年表、地図などを豊富に掲載。

  • 1993年に出版された「逆説の日本史(古代黎明編)」の図解補足版。2008年に出版され、この期間に新たに発見された史実などを踏まえ修正が入っているが、それは「箸墓が卑弥呼の墓であるかどうか」という部分のみで、それ以外は変わっていない。

    先に文章で読んでいたので、このビジュアル版はそのイメージを膨らませるのにちょうど良かった。

    こんなにワクワクする日本史は初めてだ。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

1954年、名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、TBSに入社。報道局在職中の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念。独自の歴史観からテーマに斬り込む作品で多くのファンをつかむ。著書は『逆説の日本史』シリーズ(小学館)、『英傑の日本史』『動乱の日本史』シリーズ、『天皇の日本史』、『お金の日本史 和同開珎から渋沢栄一まで』『お金の日本史 近現代編』(いずれもKADOKAWA)など多数。

「2023年 『絶対に民主化しない中国の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井沢元彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×