- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093798471
感想・レビュー・書評
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「まえがき」と「あとがき」に、ぎゅっと本のエッセンスが凝縮されてる
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今後は更にプロ意識を持って働かねば生き残れなくなってくる。稼ぎたいのであれば自己研鑽を怠らず努力すべき。しかしゆっくりとプライベートの時間を充実させることも大切。であれば高給は臨めない。二極化が進行していくとの分析をされている。今後の労働社会の変化を予想させる一冊であった。ただタイトルにある「稼ぐ力」の付け方はいまいち学習出来なかった。
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日頃から新聞や経済雑誌をきちんと読んでいる人であれば、あえて読む必要はない本。
きちんとしたスキル・経験がないと、これからの時代は生き残っていけませんよということ。 -
仕事がなくなる時代。個々の社員がいかに「自立」して稼げるかが求められる。
50代でやりがいの見つからない社員につける薬はない。40代後半のバブル入社組の金太郎飴社員は会社の重荷。30代以下のそこそこでいいという社員は不要。各自、自分の勝負期と勝負スキルを決めよう。データ分析力、リーダーシップ力、プレゼンテーション力。裁量労働制を進めるためには仕事の再定義が必要。仕事を整理して、時間でなく仕事で縛ること。でも、どうすれば良いか?具体的な解決策がややもの足りないと思えた。 -
大前氏が現代の仕事とはどういうものか、どういうスタンスで臨むべきものかについて述べた一冊。
印象としては、申し訳ないが「もはや錆びついた書き手」という感が拭えない。もう大前氏が言う事に特に新鮮味も無いし、最近目立つのが「私はこれだけの人財を育てたor育てている」という自己アピール。
この御年でアピールが必要だろうか、という疑問もあるが、詐欺的スマホゲームで利益を上げているだけのDenaの南場氏を褒め称えるのには白けざるを得なかった。利益を上げられる人=良い人、本当にそうですか?
改めて買うような魅力もないし、もう過去の人として決別して良いと個人的には感じた一冊だった。