国家のシロアリ: 復興予算流用の真相

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著者 : 福場ひとみ
  • 小学館 (2013年12月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093798563

国家のシロアリ: 復興予算流用の真相の感想・レビュー・書評

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  • この本はとても面白い。けれど、あんまり売れていないのかしら?何とか賞も取っているらしいのに。ここでもアマゾンでもあまりにもレビューが少ない気がする。
    この本を読んだら、多分なんか文句の一つや二つを言いたくなると思ったのですが。
    恐らくは、予算を取ってくる仕事をしている方たちはこの本の内容は業務の範囲だと思うから、我が事に思えてとても読みやすいはず。予算確保する難易度と規模に違いあるだろうけれど。
    それに上司、官僚からすれば政治家は現場を知らないというのも、また既視感があるだろう。その下の地方は国家公務員がまた現場を知らない上司として…ああなんだ日常か…休みの日にこんな本誰も読まないわ。

  • おおよそ想像していた通りの事が繰り広げられていた訳だ。
    福祉目的に消費税を増税したけど、その使途がどうなっているのかなんてメディアは報道しないのと一緒だ。

  • 防災というキーワードに当てはまれば打出の小槌のように予算が湧いて出てくる復興特別会計。復興予算が被災地外でも使えるとあって、各省庁がここぞとばかりに国の施設を最優先で執行。被災地で滞る執行を尻目にほぼ予算は100%の消化。復興予算流用の真相の全てが明らかにされている。圧巻は復興予算を拡大解釈し、流用に正当性を与えたとされる復興基本方針を定めた復興構想会議の恐るべき手口。外れた顎はなかなか戻らなかった。

  • 恐らく国民の誰もが一度は疑問視した事があるテーマ「震災復興」について、切り込んで取材をしてくれた本です。 私自身も含め、国民ひとりひとりの意識が大事で、日本という国の在り方を改めて認識された一冊です。 

  • 東日本大震災復興特別会計歳入歳出予定額名目明細書

    2011 7 29
    復興基本方針 全国防災という名目あり

  • 読了。とくにこれといった意見を持たない決定権を持つ権力者と、ある一定以上の悪意ある思惑を持つ提言者で話し合いを行うという現実を復興流用問題で詳しく問題提起する。それにしても面白い一冊。ジャーナリズムってこういう事なんですね。

  • 復興予算が被災者に回らず、関係ない道路建設、イベント費用に流出されていながら、大手マスコミはそれを暗黙のうちに認めていたという、市民には受け入れがたい事実を暴露する本。元は週刊ポストの取材記事。週刊誌が売れなくなり、秘密保持法案が可決された現代の状況で、こういった真のジャーナリズムが継続されるのか、そういった点も考えさせられた。

  • 本来東日本大震災の被災地に対して使われるべき復興特別予算が全く別のことに使われ復興は一行に進まない。きっとこの過程で官僚、政治家は美味しい汁をいっぱい吸ってるんだろう。

  • 2011年3月11日、東日本を中心とした大震災と津波による沿岸部の被害、そして、東京電力福島第1原子力発電所からの放射性物質の漏洩・・・。その後に「復興予算」と言う名の特別会計が立法府で作られ、被災地と関係の無い場所で多額の税金が使用されています。その結果として現在もなお、東北地方の復興はまったくと言って良いほど進んでおらず、復興のために儲けられた特別会計「復興予算」が、流用されている現実を、著者の取材で明らかにしています。

    この本を読んだ感想を率直に書くと「日本に税金を払うのがとても馬鹿馬鹿しい」といった印象です。

  • 読んでいるだけで改めて腹が立ってくるこの日本の官僚たちが牛耳っている政治形態。復興予算もそうだけど、寄付金だってどうなっているのか考えてみると怪しいものだ。

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国家のシロアリ: 復興予算流用の真相の作品紹介

復興予算19兆円を奪ったのは誰だ!

「復興予算19兆円を奪ったのは誰だ!」――「復興予算流用問題」を週刊ポストでスクープした記者が、「流用はなぜ、どのようにして起きたのか」「流用を仕組んだのは誰だったのか」を徹底検証した小学館ノンフィクション賞優秀賞受賞作。
東日本大震災からの「復興」という名目で、政府は19兆円にも及ぶ「復興予算」を組んだ。ところが震災から1年以上が経過した2012年中頃、その復興予算の大半が、被災地とは「無関係」の事業に使われていることが明らかになった。霞が関の合同庁舎、捕鯨のシーシェパード対策に次世代原子力の核融合計画まで、目を疑うような「予算の流用」が、霞が関の主導で公然と行なわれていた。
〈彼らは何も、意図的にこの国を壊そうとしているわけではない。彼ら個々人は、みな有能で優秀で、そして仕事に忠実な「働きアリ」のはずだ。しかし、組織における働きアリが、国家にとってはシロアリと化してしまうのが、この国の現実である。〉(本文より)
流用はなぜ、どのようにして起きたのか――その全過程を辿ることで、政治家、官僚、そしてメディアまでが一体化した「日本というシステム」の構造的欠陥を明らかにする。

国家のシロアリ: 復興予算流用の真相はこんな本です

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