小倉昌男 祈りと経営: ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの

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著者 : 森健
  • 小学館 (2016年1月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093798792

小倉昌男 祈りと経営: ヤマト「宅急便の父」が闘っていたものの感想・レビュー・書評

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  • 小倉昌男はずっと前から注目していて彼が書いた本などは読んできたが、第三者が取材して書かれた本はこれまでなかったのではないだろうか。
    家庭についても綿密に取材できていて、小倉氏のプライベートな部分、苦悩がとてもよく分かった。
    これは、小倉昌男関連本の集大成と言ってもいいだろう。

  • 12月13日 「クロネコヤマトの宅急便」の生みの親・小倉 昌男の誕生日

  • 自叙伝を超える意外な内容だった。人生な

  • 昭和の男、という本を読んで、
    小倉昌男 祈りと経営: ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの
    読んでみようと思った。

    小倉昌男といえば、
    宅急便をつくり、
    昭和を代表する成功者の一人と思うが、
    家庭的には恵まれていなかった。

    小倉の娘さんは、
    境界性パーソナリティ障害だったとのこと。

    家族に病人が、
    特にケアが難しい病人がいると、
    本人はもちろん、
    家族もたいへんだ。

    どんな人でも、
    人にはわからない苦しみがあるものだ、
    と改めて、痛感した。

  • 経営学と私の履歴書くらいしか小倉さんには触れた記憶がなく、とにかく行政とバトルをしてた強気な経営者というイメージだった。
    そのイメージを覆すのではないが、そのストレスフルなビジネスでの戦いと同時に家庭内でもこんなにストレスフルな戦いをされてたのだなと1人の人間のノンフィクションとして素晴らしかった。取材力も凄いです

  • 先日、ビジネス書大賞2017の表彰式に行ってきまして、そこで、この本の著者である森健さんの、この本に関する対談を聴き、是非「読んでみたい」と思いまして、読んでみました。

    とってもいい本だと思うのですが、「ビジネス書」前提で読んだので、若干違和感がありました。
    この本については、ビジネス書ではなく、伝記として読むのがよいと思います。

    外では名経営者として知られていた小倉さんですが、家庭内では、仕事とはまったく異なる苦労をされていたのですね。
    それだけに余計、小倉さんの偉大さを知ることができたような気がします。

  • 東2法経図・開架 289.1A/O26m//K

  • とにかく構成が見事。ヤマト運輸・小倉昌男が晩年になぜ福祉事業に尽力したのか——。彼の晩年のプライベートのエピソードを巧みに再構成して最終章の「真相」へ至る展開は上質の推理小説、しかも叙述ミステリーのようである。

  • 神よ
    変えることができるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。
    変えることのできないものについては、それを受けて容れるだけの冷静さを与えたまえ。
    そして、変えることのできるものと、変えることができないものとを識別する知恵を与えたまえ。

    この祈りこそが、偉大な企業家として小倉氏と
    穏やかに家族を愛し続けた父親として小倉氏の
    両面を見事に表現している言葉です。


    ***********************************


    二つの言葉が心に残ったので、引用します。
    まずご子息の言葉。「父の視点というのは、必ず弱いものに惹かれていました。絶対強いものにはいかない。宅急便だって、ふつうの主婦とかの不便や不都合に目がいって、事業化に結びついたし、福祉財団だってそう。それは、自分も弱きものという自覚があったのかもしれない」。
    小倉氏に洗礼を授けた小林師の言葉。「彼の地位であれば、享楽的な楽しみ、目に見える物質的な楽しみはいくらでも手にすることができたはずです。でも、小倉さんは…信仰に勤しんだ。もちろん、それは同時に、彼自身が信仰に救いを求めていたことでもあります。…でも、その彼の個人の祈りは…弱きものの自立を助けるように働いた。…小倉昌男という人の生き方は、神様にも、人々の心にも強い感動を与えた。その目に見えない力は永遠に続くでしょう」。

  • 宅配便の父と呼ばれたヤマト運輸の小倉昌男さんの伝記です。
    小倉さんといえば名経営者のイメージが強かったのですが、
    この本は会長を引退してから亡くなるまでの物語です。
    宅配便を作った男は家庭でどんな姿だったのか?
    なぜ私財の三分の二を投じて、福祉の財団を作ったのか?
    なぜ極めて悪い体調の中、アメリカで最期を迎えたのか?
    はじめは疑問だらけですが、
    最後まで読むと理解することができ、久々に本を読んで泣きました。

    働くことと生きがいの両方を見つけることの難しさと大切さを感じられる、
    やっぱり読書っていいな!って思える本です。

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小倉昌男 祈りと経営: ヤマト「宅急便の父」が闘っていたものの作品紹介

ヤマト「宅急便の父」が胸に秘めていた思い

2005年6月に亡くなったヤマト運輸元社長・小倉昌男。

「宅急便」の生みの親であり、ビジネス界不朽のロングセラー『小倉昌男 経営学』の著者として知られる名経営者は、現役引退後、私財46億円を投じて「ヤマト福祉財団」を創設、障害者福祉に晩年を捧げた。しかし、なぜ多額の私財を投じたのか、その理由は何も語られていなかった。取材を進めると、小倉は現役時代から「ある問題」で葛藤を抱え、それが福祉事業に乗り出した背景にあったことがわかってきた――。

著者は丹念な取材で、これまで全く描かれてこなかった伝説の経営者の人物像に迫った。驚きのラストまで、息をつかせない展開。第22回小学館ノンフィクション大賞で、賞の歴史上初めて選考委員全員が満点をつけた大賞受賞作。

小倉昌男 祈りと経営: ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもののKindle版

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