都立水商

著者 :
  • 小学館
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093860796

作品紹介・あらすじ

水商売業界に朗報!前代未聞「お水の高校」設立。平成XX年3月2日東京都教育局は、水商売(風俗営業)に関する専門教育を行うと立高校を歌舞伎町に設立すると発表。正称「東京都立水商高等学校」。同校は、ホステス科、ソープ科、ホスト科など七学科で発足する。またこの発表を行った3月2日を東京都では「お水の日」に指定した。

感想・レビュー・書評

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  • あ~楽しかった(^o^)♪水商売の専門教育を行う高校というけでビックリなのに、スポーツも凄い成績だ!!w(゜o゜)w笑いだけでなく、涙あり(T-T)時には先生と一緒に怒ったり(*`Д´)ノしてグイグイ話にのみ込まれていった(^^;)そして最後はみんな幸せそうで良かったな~(ToT)と暖かい気持ちに…(*^^*)

  • 水商売業界に朗報!前代未聞「お水の高校」設立。
    平成XX年3月2日東京都教育局は水商売(風俗営業)に関する専門教育を行うと立高校を歌舞伎町に設立すると発表。
    正称「東京都立水商高等学校」。
    同校はホステス科、ソープ科、ホスト科など七学科で発足する。
    またこの発表を行った3月2日を東京都では「お水の日」に指定した。

  • 水商売業界に朗報!前代未聞「お水の高校」設立。平成XX年3月2日東京都教育局は、水商売(風俗営業)に関する専門教育を行うと立高校を歌舞伎町に設立すると発表。正称「東京都立水商高等学校」。同校は、ホステス科、ソープ科、ホスト科など七学科で発足する。またこの発表を行った3月2日を東京都では「お水の日」に指定した。



    全部全部楽しかったんだけどね

    とりあえず





    セカンドの名倉がウイニングボールを少し恥ずかしそうに

    おずおずと徳永に差し出すと徳永は名倉をしっかりと抱いた





    この一言

    あっこれBL小説じゃないですwww

  • いやあこの人の書く本はホント面白いな。
    史上最強シリーズもそうだがとんでもない設定と言えばこの人というくらい。
    無料版でマンガのほうを読んだが、あの長いマンガをどうやって1冊にしているのかと思ったら、わりとダイジェスト版だった。
    というかマンガのほうが1つ1つのエピソードをかなり膨らませてるんだけどね。
    先にマンガを読んでたからイメージもかなり膨らませやすかった。
    コレは両方読んだ方が楽しめるな。
    バカバカしいながらもかなり熱い青春小説であった。
    この人の作品全部読もう。

  • この方の小説ってありえない設定とかありえない展開ばかりだけど、現代のファンタジーって感じで好きです。
    教師が生徒の幸せを本気で考えている。こんな学校ばかりだったらいいね^^

  • いやもう、水商売専門プロを養成する「都立高校」って発想が!
    まぁ部活の野球部が甲子園で優勝するってーのは「お話」っぽいが。
    でも、良く出来てる。
    これって映画化されてたか?

  • 常識はずれの、奇想天外な話し。そんな馬鹿の設定だが、面白く読めた。
    ただそれだけ。

  • コミックになってたんですねー。
    映画化とかされそうだなーと思いながら読んでたけど。

    水商売専門の高校って、発想が面白いと思いました。
    (作者は元俳優だとか。)
    自分が今その世界の端っこで仕事してるだけに、余計面白かったんですけど。

    まあ面白かったけど、小説としてはどうかな?っていうのが正直なところ。
    開校からを回顧する形で書かれてるんだけど、先に思わせぶりな書き方で惹きつけてるワリには、その先がちょっと薄い印象。
    それが全編に渡ってそうだから、読み物としては、奇抜だってことだけが残った感じ。
    終わり良ければ?と最後まで期待しつつ、最後まで薄いまま終わっちゃいました。

    まあそれを膨らませたのがコミックなんでしょう。

  • 学校は堅苦しいところだ。そんな気持ちをふっとばすような学校がここにある。都立水商業高校。なんと水商売を専門に学ぶ学校ができちゃったのである。
    何が面白いと言って、教師たちの真剣なところだ。真面目に水商売のプロフェッショナルを育てようと奔走する。初めての経験に戸惑いながら、そこには熱意と誠意があふれている。そんな中へ一期生たちが暗い気持ちで入学してくる。そりゃそうだ。ほとんどの者はそれぞれに問題を抱えて他の高校には行けず、仕方なくやってきたのだ。だが、彼らは教師たちの真剣な姿勢に自信を取り戻すことになる。今まで、誰も知らなかった自分を見つけることになる。
    「こらぁ、髪染めてこんかぁ!」生活指導の教師が怒鳴る。ソープ科の女性徒たちはテクニックを。ホステス科の女性徒たちは接待の極意を。ゲイバー科の男子生徒たちは、より女性らしく。その道のプロの指導を受けながら、彼らは日々鍛錬を怠らない。明確な目的に向かうときの輝きがそこにはある。
    楽しいばかりではない。世間からは水商売という大きな看板が冷たい視線で貫かれる。高校野球の世界では、髪を伸ばした選手たちに厳しいヤジが飛ぶ。野球連盟のお偉方も影で暗躍する。それでも水商は教師と生徒の熱い信頼の絆で勝ち進む。その姿に涙する。
    この本で語られているのは教育の本質。教育の理想だ。水商への世間の風当たりはそのまま現在の教育への風刺となる。(かなり厳しいこと言ってるよね。作者。)

    まあでも、そんな小難しいこと考えなくていいから。だって面白いんだもん。 (2002-02-08)

  • 水商高校の無理な設定と、全てのストーリーが うまく行きすぎていて、あまり共感できなかった。

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著者プロフィール

1955年山口県光市生まれ。本名の福田勝洋名義で、俳優としてテレビ・映画に多数出演、また劇団「東京地下鉄劇場」を主宰し劇作家としても活躍。2001年『都立水商!』で作家デビュー。同作はコミック化・ドラマ化もされヒット作となる。主な作品に『史上最強の内閣』『史上最強の大臣』『ドスコイ警備保障』『埋蔵金発掘課長』など。

「2022年 『森の石松、社長になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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