マジシャン

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 140
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861083

感想・レビュー・書評

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  •  「たねも仕掛けもございません」とは言いますが、マジックには必ず種も仕掛けもあるんです! 楽しく騙されて下さい。そしてトリックに驚いて下さい。あなたの手は、まるで魔法をかけられたように、読み終えるまでページをめくる事を止めないでしょう。

  • 二転三転四転五転、
    365頁、一気読みでした。

  • マジックを詐欺に使うなよ……といった感じ。たしかにマジシャンって、それほどメジャーな存在ではないかもしれないけれど。こういう蔑視を受けるのは悲しいし、ちょっといたたまれないな。マジックって素晴らしいじゃないの。
    ミステリとしてはばっちり。途中途中で出てくる細かい「事件」とその「トリック」についての部分まで、かなり面白く読めた。なるほど、単純な手であるほど騙されるものだよねえ。スリリングな展開にも目が離せない。
     ……「千里眼」同様、かなり面白かったため、続編?の「千里眼のマジシャン」がかなり不安(笑)。

著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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