デウスの棄て児

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 550
感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861212

感想・レビュー・書評

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  • その設定で10歳っていうのはどうなの。って思った。せめてその時点で14歳くらいでいて欲しかったよ。
    嶽本作品を全て読んだわけではないけれど、主人公が幼い時から頭がいい人が多いと思う。嶽本さん自身がそうだったのかな?本人を知らないからわからん。
    山田右衛門作がかっこよかった。☆の殆どはこの人が持っていった。この人がいなかったら☆5つにはならなかっただろう。息抜きで遊び人の格好をする武士ってナイス。久々にやられた!!…山天…どっかにないかな…。

  • 暗かったなぁぁぁ〜
    でも面白かった。
    もっとこういうのも書いて欲しい。

  • 独特な視点から天草四郎を描いた歴史小説。とても綺麗で切なく面白い。宗教的知識があればもっと楽しめたかも。

  • 歴史小説なのに堅苦しくない。
    読みやすくって、面白い。
    天草四郎時貞って本当はこうだったのかも・・・。

  • 天草四郎のフィクションストーリー。もしかしたら、本当の彼はこうだったのかもしれない。

  • 天草四郎が主人公です。天草人なので、「富岡城」とかでてきて変な感じがしました笑 全く、ちがうんですよ、歴史上の天草四郎とは。でも面白かったです。野ばらワールド。

  • カリスマ視されている天草四郎を、新しい切り口で解釈した作品。
    頂点にたつ者のエゴ・葛藤・人間らしさが表れていて、胸が痛かったです。

    隠れキリシタンの歌を読み解いてみるとおもしろいかも。表題にあるように、デウス→ゼウスとか。

  • 歴史に切り込むというテーマは何にせよ大胆で壮大なものである。

  • 嶽本野ばららしい天草四郎のお話。読んだあとかなりグッと来る。

  • 2006.5.17
    どうもキリスト系の話しが好きならしくまた一気読み。天草四郎のお話です。

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著者プロフィール

文 嶽本 野ばら
京都府宇治市出身。作家。
1998 年エッセイ集『それいぬ̶ 正しい乙女になるために』(国書刊行会)を上梓。
2000 年『ミシン』(小学館)で小説家デビュー。
2003 年発表の『下妻物語』が翌年、中島哲也監督で映画化され世界的にヒット。
『エミリー』(集英社)『ロリヰタ。』(新潮社)は三島由紀夫賞候補作。
他の作品に『鱗姫』、『ハピネス』(共に小学館)、『十四歳の遠距離恋愛』(集英社)
『純潔』(新潮社)など。『吉屋信子乙女小説コレクション』(国書刊行会)の監修、
高橋真琴と共書絵本『うろこひめ』(主婦と生活社)を出版するなど少女小説、お姫様をテーマとした作品も多数。

「2021年 『お姫様と名建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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