イリュージョン:マジシャン第2幕

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著者 : 松岡圭祐
  • 小学館 (2003年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861274

イリュージョン:マジシャン第2幕の感想・レビュー・書評

  • 先日読んだ『マジシャン』が面白かったので借りてくる。
    家庭がこんなで、早くに自立しなければならなかったとしたら、彬の生き方もある程度は認めてあげたいと思う。
    自分一人でよく頑張ったよ。
    しかし、途中から度が過ぎた。加減がわからなかった、教えてもらえてなかったからなのか?
    彬のような少年なら、きっとやり直せると思う。
    舛城さんが力を貸してくれるならなおさら。こんな素敵なオトナに出会えてラッキーだ。

  •  この作品は『マジシャン 松岡圭祐』の第二章ということですが、前作を読んでない方にはかなりの高ポイントだと思います。
     13歳の「椎橋彬」少年が、他人に誇れるものといえばマジックしかなかった。ある日、母の経営する店で衝撃的な出来事を目撃してしまい、そのまま家を飛び出す。持ち前の楽観的思考で、「どうにかなる」と思いつつも、都会の現状を知り内心は焦りを感じる。何とか警備のバイトに漕ぎつけるが。。。という内容。
     いやぁ、参りました。さすがに「マジシャン第二章」というだけのことはあります。面白い! 敢えて、、、敢えて言うなら、前作とは違い展開のスピード感がゆったりしすぎというのはありましたね。

  • 結構面白かった。

  • 正直、最後の尻窄み感ががっかりした。途中まではマジックの技法に関する描写も含め、楽しめた。

  • なかなか素敵なラストだった・・

  • 「マジシャン第二章」という位置づけが微妙。たしかに「マジシャン」の続編ではあるのだけれど、前作の物語をほとんど引きずっていない感じ。ある意味、別物。こっちだけ読んでも面白そうな雰囲気なのだけれど、「マジシャン」についてのネタバレ部分が少しあるので、やはり順番どおりに読むべき。
    今回は「欺く側」の物語。「万引き」でひと財産築くとは、見事このうえなし。「犯罪者」の活躍を描いているのだけれど、なぜか爽快な読み心地。スリリングさでは、前回に劣らず楽しめた。
    ところでこの手口、実際に使えるらしいけれど、使おうとする人はいないんじゃ……。並外れた技術と器用さと度胸が必要だわ。

  • 両親への不信感、いつも孤独な少年・椎橋彬は、ある日家を飛び出しひとり東京へ。
    15歳という年齢を偽って、警備会社に就職。「万引きGメン、コナン君」と脚光をあびる一方で、得意のマジックを使って次々と自らが万引きを繰り返す。
    そんな彼を、舛城警部が追う。舛城とともに天才マジシャン・里見沙希も加わり、この二人が彬の固く閉ざされた心を解いていくことになる。
    舛城という人の温かさに涙しました;;;


    小説のなかでいくつかマジック用語・種明かしのような内容も出てくる。
    パーム(手に隠し持つという意味らしい)も実際にやってみたが、全然うまくできない;;;(当たり前か・・・)
    不思議な部分は不思議なままで・・・という思いや、だけど本当はどうなっているんだろう?という興味。
    いろんな思いが入り混じっていた。
    ですが、実際目の前で見たら、息をつく間もないほどにマジックの不思議やマジシャンの方が創り出されるその場の雰囲気に魅了されて、夢の世界へ行ってしまうのでしょうね♪

    小説の最後・終盤で、マジックショップ「ジーニー」の店主が、舛城警部に紹介した文庫本3冊。小説の中に著者自身のコマーシャルを織り込むなんて、何て素敵な演出なの(笑)と思いました♪


    松岡圭祐の小説を読んだのは、これが初めてでした。
    去年読んでここにも一度感想を書いていたのですが、「本棚」が全てどこかへ消えてしまって(まさに!イリュージョン??)、また改めて書いた次第です。

  • 『マジシャン』のヒロイン里見沙希主演のシリーズ第2弾。ぜひマジシャンを先に見てください!
    刑事舛城とのやり取りには、思わずにやけてしまいます(笑)

  • 15歳の少年、椎橋彬はマジックが好きな少年だった。家の中がおもしろくなく家出をし、マジックの腕を使い、万引きをして暮らし始める。そのうち警備会社に年齢を偽り就職し、花形万引きGメンとして脚光を浴びるようになる。
    <br>人間を信じない、自分のことも信じられない少年に
    <br>「自分のルールに従うことは間違いじゃない。まだそのルールが完璧じゃなかった、それだけのことでしかないんだ。自分の生き方は自分で決める。自分が』情熱を感じることさえやっていれば、それでいいんだ。自分のなかにあるルールが、自分を正しい方向へ導いてくれる。世間じゃなくきみ自身のルールがだ」

  • マジシャン第2作。
    前作の続編として読むもよし、独立した話として読むもよしな作品。
    あらゆる大人を欺いてきた犯人の少年が、舛城警部補と対峙し、次第に追い詰められていく。そのスピード感は言うまでもなく、少女と少年の出会いがとても素敵な作品だった。

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イリュージョン:マジシャン第2幕の作品紹介

マジック愛好家の少年・椎橋彬は母親の逮捕を機に家出、上京する。飢えとの戦いのなか、テレビのニュース番組で万引きGメンヘの密着取材を目にしたとき、椎橋は閃いた。マジックのタネを利用すれば、完全無欠の万引き犯になれるのでは。やがて、奇跡のような万引きを成功させる神出鬼没の万引き犯の存在が、小売業者たちを騒然とさせる。万引き稼業ひと筋で財をなすまでになった椎橋。防犯カメラをも欺く彼の「ショービジネス」に疑いを持ったのは、かつて天才少女・里見沙希からマジックの手ほどきを受けた、舛城捜査二課警部補だった…。少年が犯罪を引き起こす複雑な深層心理のからくりと、少年法の在り方を世に問いながら、巧妙なトリックの連続と息もつかせぬスピード感で一気に読ませる、ヒューマン・サスペンス・ノベルの感動作。

イリュージョン:マジシャン第2幕はこんな本です

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