あおい

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著者 : 西加奈子
  • 小学館 (2004年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861373

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あおいの感想・レビュー・書評

  • 「きいろいゾウ」の著者である、西加奈子さんのデビュー作。
    まるで絵本のような、やさしいプロローグにまず惹かれます。

    主人公は27歳、スナック勤務。
    彼氏は3歳年下で、お腹に不思議な地図を彫っているカザマ君。
    気取らないシンプルさが、清々しいです。

    登場人物の中では、森さんが好き。
    森さんがバオバブの木の下で恋をした、話が好き。
    私が出会ったことのないような人ばかりなのに、どこか身近に感じるのは、日常のカケラがたくさん詰まっているからかも。

    西さんの話はなぜか、読むとすこしだけ小さい頃を思い出します。

  • あんたのことが、好きすぎるのよ。

    うち、ワキ剃ってないねん。

    このひと言は強烈だなあ。
    言葉のひとつひとつが強烈な力をはなっていて、描かれているストーリーはちょっと変わってはいるけど日常のなんてことない場面だったりするのに、言葉の威力がすごい。

    あおいも良かったけど、サムのこと、が良かったな。
    短いし、くどくなくてちょうど良い感じ。

  • 二本の中編収録。作者らしい物語。面白かったです。

  • 「あおい」を久しぶりに読み直してみた。心に爽やかな風が吹いた。

    西加奈子さんは、大すきな作家さん。デビュー作は、関西弁の目線で語られる世界観がとても肯定的で優しい。痛いのに優しい。しんどいこともあるけど「生きてるの楽しいね」てメッセージを感じます。主人公あおいの親友みぃちゃんが初めて書いたであろう物語が詩的でとても好き。

  • 2017.2.23 読了


    短編集?
    2作ありました。
    違う話です。

    どちらも 日常を淡々と綴ってある。

    かなり 読みやすかった。
    独特な世界観。

  • いま流行り(?)の西加奈子さん。大昔に一度だけ読んだことがあったけど、あまり覚えていないので改めてデビュー作から読んでいってみようと手に取った。

    関西弁がテンポよくて、すらすらと読めた。何か特別面白いということはないのだけど、引き込まれた。「あおい」はもっと先まで読みたかったなあ。まだページがあると思ってたら別の短編が始まって残念に思ったほど。でも、終わり方も潔くて素敵だった。

  • 西さんの初作の短編。やはり西さんの作品の雰囲気は好きだし、文章も好きだった。
    大作!という感じではないけれど、なんだかんだ「あおい」は良かったな〜。最後らへんは結構染みた。
    やっぱり言葉が素敵だよな、西さんは。
    スラっと読むのに向いてるんだけど、ジーンと来たりするから注意(笑)

  • 西加奈子さんをどんどん読み進めてます。なんか分かるような分からないような。。ってかんじだった。

  • 荒削り、なんて言うと偉そうで失礼だけど、その後のいろんな作品を読んだ後だと、そう感じる。

    一つ一つの事象をあまり深掘りはせずに、いろんなところから拾い集めて、繋げて『西加奈子』というスパイスを加えるとこうなった、的なデビュー作。


    もう一つの短編『サムのこと』
    たまたま「面倒くさがり」という共通項で付き合いはじめた若者たち。その中の一人サムの死をきっかけに、お互いのことを少しだけわかり合い、小さく何かが動き出す。
    その過程を描いていて、短いながらも引き込まれる。


    2015.7.29

  • 西加奈子初読。デビュー作と。色々粗いけど、吉本ばななデビューを彷彿とさせる筆力を感じる。吉本ばななの都市感を(東京)、田舎(含む大阪)に移すとこうなるのかなと。
    最近各所で評判の方なので、最近のものも読んでみたい。

  • 西加奈子著。
    短編2首。
    リアルタイムに感情を表現し続けて物語にするのは女性作家の得意技?男性作家ではお目にかかっていない。

  • 15
    西加奈子さんのデビュー作。
    他の作者もそうだけど、デビュー作以外の有名なやつとか読んだ後に、デビュー作を読むと、原点感、作者の基礎みたいな、軸というか、塊というか、拳骨大の大きさのものに触れることができて、震える。荒々しいというか、ぶつかってくる感じが他の作品よりある。いい悪いはあるかもだけど、私は好きですそんな感じ。
    言い切る感じ、唐突な感じが好きだった。電話がきた。電話しなかった。とか。
    サムの方も面白かった。
    なぜか共感してしまう。そんな友達おるわーって思った。

  • 自分を押し殺して生きていくことは
    簡単で楽だけど辛い。

  • 読んだのけっこう前だからあんまり覚えてないや
    あんま日常にいなさそうな人物が出てきたような気がする
    ふーん…って感じで読み終わった覚えはある

  • こんな好きになった人おらん。


    恋人の唇は甘い、シロップみたいに、ってゆうのはわかる、、、!

    66ページまで凄い面白かったよ。

    にしかなこの書く男子、すき

  • 雰囲気が好き。

  • 出てくる人みんな、全部が面倒くさそうで、若い感じがした。私にはカザマの魅力がわからない!読みやすくてさきがきになった。登場人物は魅力的

  • うーん、西さんの作品としてはあまりぐっとこなかった。

  • 西 加奈子さんの小説らしい。
    明るく生きていても、その中に目を覆いたくなるような悲劇を背負っている。でも、それを乗り越える力が人にはあることを感じることが出来る。一人では無理でもそれを支えてくれる人がいれば、大丈夫なのだろう。

  • 「みいちゃん」がいい。主人公のさっちゃんは全体的に好きではないけど、みいちゃんの良さに気付けるならいい人だ。。いつか小説を書くために様々な言葉を調べ、体に溜め込んでいくみいちゃん。普段は溜め込んだ言葉を温めるように容易に外へ出さないみいちゃん。でも肝要な所でさっちゃんを支えるのだ。ラストの一文も最高。
    もう一編「サムのこと」。ぐだぐだでだらだらな感じの人達がぐだぐだと進んでいき、ラストで厚い雲を突き抜けて青空へ顔を出した。急に視界が開けた、そんな感覚で読了した。

  • この装丁の遠近が気になって手に取った。
    彼女の文体は小説を読まない人にこそ勧めたくなると思った。少女マンガとかアニメが好きな女の子に特にいいかもしれない。話自体は何て事はないけど文体が読ませてしまう瑞々しさは所々にあった。
    それなりに面白く感じるまで俺は時間がかかってしまってきつかったけど中盤以降はさらっと読めた。

  • ヤマなしオチなしイミあるがイシなし

  • こういう話苦手なんですよー・・・奔放なおんなのこの日々の話、みたいなやつ。何度読んでも苦手なんですけど、これは読めました。「すき」って、ものすごく危ない感情だけれど、それでも誰かを救えるものだと思うのです。「すき」だけで世界の暗闇をわたっていく感じ・・・が、すき・・・

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気がついたらあたしは、真っ暗な山の中で大の字になっていた。しかも、深夜。ひとりぼっちで-。

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