- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093861373
感想・レビュー・書評
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かざま君。タチアオイ。
サムのこと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初めて「あなたが悪い」と思ったカザマ君に、どうしようもなく恋をしてしまった「あたし」の話。
力強い印象を受けました。
なんでだろ、「あたし」の日常は、基本うだうだしているのに。
やっぱり何かを心から大切だと思う人は、強いんだなぁ。 -
西加奈子っぽい。
日常生活なんだけど、汚い部分も描いていてびっくりする。
それがこの人のよさなんじゃないかな、と思う。
急に逃げ出したくなることってあるよな。 -
どうしようもない若者の2編だなぁ・・・と思ったけど、
自分の人生も大差なかったな・・・ -
何かシンプルでよかった。
今の西さんはここから始まったのなら
物凄く上手になったなあと思いました。
でも昔から言いたい事は変わってない気がする。
根本がぶれてない、根っこが太いから。
葵くん、かっこいい。 -
111226
どこか外れているような主人公なのに(ああ、やっぱり普通だ)と思うポイントが時々あるからか、独特なのに普通、ぼんやりしているのにはっきりしている、みたいな印象を受けました。風の性別とかも嫌いではなかった。 -
サムのこと
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読み終わったの昔すぎて覚えてない(´・ω・`)
そこまでインパクトなかったってことかな…申し訳ない -
「あおい」「サム」収録
さっちゃんと、年下ダメダメ?学生の風間くん。
なんとなしに付き合っている感じだけと、ある時気付く。
「あんたのことが好きすぎるのよ」
このお話で、一番好きなのは、みぃちゃんが出てくるシーン。
みいちゃんのTシャツ、文章で読んでるだけなのに、楽しくなってきます!
そして、冒頭のお手紙のような文章。これは、彼女の処女作になるのかな?
あまりにも優しくて、あのぶっきらぼうな彼女から、こんなに綺麗で暖かな文章が綴られるなんて、最初に読んでジーンときて、最後に全部わかってから、もう一度読んで、ちょっと泣けてくる。