千里眼 トランス・オブ・ウォー

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著者 : 松岡圭祐
  • 小学館 (2004年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (558ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861465

千里眼 トランス・オブ・ウォーの感想・レビュー・書評

  • 読了。ちょっとしんどかった・・・

  • 松岡さんといえば『岬みゆき』。今回はイランの武力勢力に拉致されたボランティアの日本人4人の引き渡し交渉に、臨床心理士として同行した岬。だけど、思わぬトラブルによって岬だけがイランにおいてきぼりになってしまう・・そして岬はとどまったイランで『トランスオブウォー』について必死に語るのだが・・。

    初めて美由紀と出会った時は、『なんて強い女性なんだ』と思いましたが、シリーズを読みこなすうち、実は彼女も普通の女性なんだと分かってきました。もちろん、もと航空自衛隊で、しかも女性初のパイロットという経歴を経て、臨床心理士になるのところは普通などではないのですが、心の中は実はとってもさびしがり屋なんだなぁ、と思います。

    そんな彼女が1番心を痛める事が、人間同士が争うこと。どうして同じ人間同士なのに、そこまで残酷になれるのか・・その心理状況を必死に訴えるのですが、まさしく『トランスオブウォー』にかかっている人たちに力説しているようなもので、例えていうならば、海の中に水を浮かべるようなもので、まったく理解してもらえません。いや、最初は一部の人たちには理解されそうだったのですが、けっきょく最後は失敗してしまうのです。

    そして最後の岬の行動は驚くものでした。今までのシリーズでも、毎回驚かされてきましたが、今回のは特別驚きました。

    最後の方でブッシュさんと小泉さんが美由紀と握手する場面は笑ってしまいました。松岡さんの小説はいつもハラハラしどうしで、心臓に悪いのですが、最後にはいつも平和が訪れるので嬉しくなります。

  • 旧シリーズのハードカバー版。作風がヒーロー物からリアルな世界感になった感じで、岬美由紀の過去(自衛隊時代)と現在を交錯させる展開である意味『再出発』のような印象の作品でした。

  • 07年11月。
    心理療養士岬美由紀を主人公とした「千里眼」シリーズの1冊。彼女のイラクでの活躍がメインで、自衛隊時代の訓練の日々も興味深かった。いつも思うが、美由紀は超人すぎるけど、物語として読むには面白い。これほどの長編であっても。

  • 岬美由紀がイラクへ!この作家の先見性、そして時事ネタ・・・すごい!

  • 岬美由紀がイラクで武装集団に捕らえられた
    イラクで人質となった日本人の救出チームの中に、彼らのPTSDに対処するため臨床心理士・岬美由紀が派遣されていた。救出チームが武装グループから人質を奪還しかけたとき、突然戦闘が始まり、美由紀はひとり武装グループに捕らえられてしまう。美由紀は、戦争を推進する人間の心の動きである「トランス・オブ・ウォー」の理論をイラクの人々を前に説くが、イスラムの教えに抵触する、と最悪の刑務所オムカッスルに送られる。過酷な刑務所生活の中で虫の息となった岬美由紀の前に、全身を包帯で包んだ謎の男があらわれる。果たしてこの窮地を脱することができるのか。岬美由紀が臨床心理士を目指した理由も明らかになるシリーズ最長編。

    好きなんですよねぇ~このシリーズ。このシリーズの映画主演してた水野美紀を当てはめて呼んでいます(笑)時事の話題をタイムリーに取り込んでいる部分がいいですね。

  • 戦争における心理状態についての話。


  • 松岡圭祐「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093861463/affilliatecaf-22" name="amazletlink" target="_blank">千里眼 トランス・オブ・ウォー</a>」読み終わりました。

    イラク問題が今回のストーリーですが
    ちょっと無理のある展開でしたね。
    プロベラ機で戦闘機の追撃を回避したりと・・・・

    それに今回の幕引きは 先が読めてイマイチだったかな

    個人的にはブッシュ側のメフィストとの対決とかを見たかった感じなのですが...
    次回作へ繋げる為の伏線なのかなぁ?
    新たなメフィストとの対決になっていくのでしょうか

    それにしてもトランスオブウォーの理論で世界の紛争がなくなっていけばいいですね。

    <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093861463/affilliatecaf-22" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4093861463.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="千里眼 トランス・オブ・ウォー" style="border: none;" align="right" /></a>

  • 千里眼シリーズ11作目

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千里眼 トランス・オブ・ウォーの作品紹介

イラクでまたも日本人人質事件が発生、四人の人質にPTSDの疑いが濃厚との情報を察知した日本政府は、交渉役の外務省職員に臨床心理士を同行させる。岬美由紀、二十八歳。彼女がこの重大な任務に選出された理由はカウンセラーとしての実績ではなく、その過去にあった…。女性自衛官初の戦闘機パイロット、岬美由紀が臨床心理士に転向した真の理由とは。そして、人類の歴史の長きに渡って戦争の狂気が持続する、その心理の根源はどこにあるのか。究極の平和を目指し、孤立状態に陥りながらも奮闘する美由紀の波乱万丈の冒険と、驚愕の集団心理分析の類稀なる能力を描く、冒険ミステリー最新傑作。

千里眼 トランス・オブ・ウォーはこんな本です

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